スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

5月30日 園内景 

本日の天気:曇り時々晴れ
090530001.jpg

5月30日 きょうは南から湿った空気が入り、梅雨入り間近を思わせる天気になりました。こういう湿った空気が流れるようになってくると、花菖蒲もいよいよ美しく咲けるようになってきます。

花菖蒲の花びらは水分を多く含み、湿った空気と曇り空の弱い日差しの下で美しく開花しますが、晴天の強光に晒されると、花弁の水分が蒸発して、花がしおれたように肩を落としてしまうのです。

梅雨のどんよりとした曇り空の下でこそ、美しく咲ける花なのです。きょうは日差しもありましたが、まずまずの天気で、花も終日きれいでした。

090530002.jpg

こちらはこの冬場に造成した、花菖蒲園の休憩所です。上からグリーン系の鉢物が吊ってあり、とても落ちついた雰囲気の休憩所になりました。のんびり座って、花を眺めるにはちょうど良いところです。

090530003.jpg

多目的温室の中ではクラフト製品の出店もはじまりました。上は掛川花鳥園のほうでも毎週土日に店を出している、近隣の島田市のガラス細工製品の グラススタジオ ガラッスィアさんのブース。かわいらしく涼しげなガラス製品が並んでいます。

090530005.jpg

展示即売品の一部。ガラッスィアさんのサイトはこちらになりますので、興味のある方はのぞいてみてください。http://www.d4.dion.ne.jp/~galassia/

090530004.jpg

もう一方、こちらも近隣の焼津市の木彫(ウッドカービング)の岩崎 正さんのブース。どこかモダンで、かつ温かみのある木彫り彫刻の数々をこの場所でも実演で製作しながら販売されています。

この展示販売は、今日明日、来週の土日曜日、再来週の土日曜日と、3回に渡って行われます。

また当園では、このようなクラフト製品の展示販売を行ってくださる方を募集しています。できれば和風の製品のほうが当園に合いますが、興味のある方は、当園の担当永田までご連絡ください。今年度は難しいですが、来年度、平成22年からの出店が可能です。


スポンサーサイト

5月29日 開花状況 

本日の天気:晴れやや強風
090529001.jpg

5月29日 露地植えの花菖蒲は、まだ開花最盛期にはなっていませんが、すでにじゅうぶん見頃となりました。明日明後日より、来週の土日のほうが花数が多いのは確実と思いますが、露地栽培の花は、来週中ごろあたりが、ゆるやかな開花の山のピークになりそうです。

といっても、晩咲きの品種や、鉢栽培の品種はそれよりまだ遅く咲いて来る品種も多いので、6月中旬過ぎ頃まで今年も見られると思います。

090529002.jpg

いちばんの見頃は何時ですか?と聞かれるのですが、これから6月の中旬頃までは、いつご来園いただいても花数は多いです。

でも、いくら最盛期でも、良い花が見られるかどうかは、天候によるところも大きいのです。

上の写真は、きょう5月29日に撮った写真ですが、昨日の雨と強風で、きょうの花はひどく痛んでしまっていました。いくら満開でも、こうなるともう花は見られないし、写真にもなりません。

ですから、開花当日の天候とともに、前日がどんな天候だったかも、良い花を眺めるにはとても重要なんです。特に写真を撮られる方は、天気予報をよく注意して、前日の天気もご確認の上、ご来園されると良いと思います。

いちばんベストなのは、花の最盛期に3日続けてどんよりした風の無い曇り空が続いたとき。普段では希なこの天候も、梅雨のシーズンであれば発生しやすいです。しかし、シーズンを通して、そんな日はない年もあります。これはもう運です。ですが、そこまでパーフェクトでなくても、花のほうが頂点の最盛期でなくても、天候が曇りや薄日程度でおだやかに推移していれば、けっこう綺麗に眺められるし、写真も撮れます。

これから6月の中旬頃までは、花の咲き具合よりも天候に注意してご来園ください。ポイントは強風、降雨、強い日差しの晴天など、ハードな天気でなく、おだやかな天候(薄日や、できれば曇り空)の続いた時です。このブログにも天気を記してゆきますので、ご参考にしてください。

090529003.jpg

今日も晴れて風が強く吹きましたが、ものすごく強い風でもないので、明日の日中には花もかなり持ち直すと思います。花が持ち直すだけで、上の写真が一日で全く違ってしまいます。

090529004.jpg
 
花菖蒲売店で、アジサイ苗の販売が始まりました。現在販売されている品種は、星空、ロンド、ラピスラズリ、星花火、マジカルプリンセス、九重の桜、乙女心、手まり歌、初恋、モナリザ、ダンスパーティー、小町、森の泉 などです。これらは昨年も販売されていた品種で、今年新作が登場するかは、今のところ未定です。

当園のアジサイについては、こちらのページをご覧ください。
http://www.kamoltd.co.jp/kakegawa/ajisai.html

温室の中はユリでいっぱい。 

今日の天気:雨強風
090528001.jpg

5月28日 きょうは雨が降って肌寒い天気ですが、あまり暑い日が続くと花菖蒲がどんどん咲き進んでしまいますので、これから2~3日はちょっと開花のスピードもスローダウンしそうでちょうど良いと思っています。

そんなことで、きょうは多目的温室内のユリを撮ってみました。

もう一面ユリだらけ。 すごいでしょ。約700本のユリが満開になっています。

090528003.jpg

このユリは、今年の連休に向け、神戸花鳥園で行われた花ユリのフェスティバル用のユリを、当園で冬場の内から促成していて、それの余り分というか、神戸に出荷しなかった分を、当園で展示しているわけです。

これらのユリはオランダから直輸入で購入したもので、オランダでは一般的な切り花用ユリの各種になるようです。

090528005.jpg

しかし、ユリも豪華になりました。改良ユリといったら、「カサブランカ」くらいしか知らないので、余計にそうなのかもしれませんが、とにかく派手で豪華です。

090528006.jpg

こういうの、オーレリアンハイブリッドと言うのでしょうか。中国原産のリーガルリリーと黄かのこユリとの交配によって育成された黄花のユリです。尾花の直径は、20cm以上あり、ものすごく派手です。

090528007.jpg

こちらはアジアティックハイブリッドと呼ばれる系統の一つ。ヤマユリとカノコユリとの交配といえば、わかりやすいかもしれません。

090528004.jpg

草丈は平均およそ140cmくらいで、見上げるほど草丈の高いものもあります。

そして、やはりユリならではの香りがあたり一面に広がっています。しかし、これだけの花が咲いている割には、香りはそれほどでもありません。改良してゆくうちに、香りのほうは薄れていっているような感じでした。

これらのユリは来月の上旬頃まで楽しめます。それが終わりますと、今度はアジサイの展示が始まります。

5月27日 開花状況 

今日の天気:晴れのち曇り
090527001.jpg

5月27日 昨日きょうの晴天で、露地植えの圃場は見頃にさしかかりました。これから6月の上旬にかけてが、いちばん花が多くなりそうです。

今年はやはり昨年に比べるとかなり早いですね。昨年は6月10日頃が最盛期でしたが、今年は一昨年と同じで、6月の5日前後の最盛期になりそうです。

090527002.jpg

先日もお伝えしたアイシャドウアイリスの一区画。こうやって切り取ると園全体が黄色いみたいですが、あくまでも一部分です。でも、アイシャドウアイリスの仲間をこれだけ多く一箇所に植栽した園は、たぶん無いのでは・・・と思い、植えてみました。

繁殖力も良い品種から販売を始めていますが、この系統が普及すれば、花菖蒲園もより明るくなりそうです。性質も丈夫なので花菖蒲園には向きそうです。 が、 逆に昔ながらの花菖蒲の情緒は失われますので、その部分をどう考えるか、という問題も起きてきそうです。

090527003.jpg

園内では極早咲きに続いて、早咲きの品種の開花もはじまっています。このブルーの花は原里(はらさと)という品種。命名に困って、ここ加茂花菖蒲園を含む、この地域の名前を付けました。実際にはもう少しブルー味は感じず、やはり紫っぽい感じですが、紺青系の良い花です。

090527004.jpg

最盛期はもう少し先ですね。 でもやっぱり今年は少し早いです。

090527005.jpg

咲いているところを、うまく望遠で切り取ったところ。

園内はまだ花のあまり大きくない早咲きが多いので、たくさん咲いていてもまだ少しあっさりめです。

今度の週末あたりから、本格的な見頃に入ります。

5月28日は旧暦の端午の節句です。 

s090525001.jpg

今回は、あさって5月28日が、今年の旧暦の端午の節句にあたりますので、今回はそのお話をします。

何で、花菖蒲園が旧暦の端午の節句の話をするんだ?と思われるかもしれませんが、読んでゆきますと、ああ・・なるほど・・・と思える文章を、即興で書いてみたいと思いますので、お付き合いください。


上の写真の植物は、サトイモ科のショウブ(菖蒲)です。花菖蒲はアヤメ科の植物ですので、花菖蒲とは全く別の植物です。右はショウブの花ですが、花菖蒲のように目立つものではありません。

さてこの菖蒲は、中国では古来より、葉の形が鋭い刀に似ていること、邪気を祓うような爽やかな香気を持つことから辟邪の霊験があるとされ、家屋の外壁から張り出した軒(のき)に吊るしたり、枕の下に置いて寝たりしていました。日本でも奈良時代より端午の節句に使われ始め、端午の邪気を払う霊草とされ、鎌倉時代以降の武家社会においても菖蒲=尚武の語呂合わせから端午の節句を盛大に祝い、ショウブの紋様の入った鎧を纏うことで、魔を退け武運長久を願いました。

端午の邪気とは、古来中国の陰陽道では、偶数が吉数、奇数が凶数とされたそうで、奇数月と奇数日が重なる日は、陰が生ずる日として厄日でした。それで、一月七日=人日(じんじつ)、三月三日=上巳(じょうし)、五月五日=端午(たんご)、七月七日=七夕、九月九日=重陽(ちょうよう)というように、この日に節句を行ったのが五節句の始まりだそうです。とくに五月五日は、暑くなり始める最も悪い頃で、それで菖蒲の霊験によって邪気を退けたそうです。

s090525002.jpg

現在は子供の日になっている5月5日は、明治以前は旧暦でしたので今の5月末~6月頃にあたります。端午の節句は昔は菖蒲の霊験によって邪気を払うあやめの節句でしたから、人々は軒に菖蒲を葺き、菖蒲の根の香気をうつした菖蒲酒(あやめざけ)をいただき、菖蒲湯に入りました。こうした風習は、現在でも新暦の端午の節句に菖蒲湯に入るなどの風習が残されています。

s090525005.jpg

こちらは当園の売店でお出ししている「よもぎだんご」ですが、別名「あやめだんご」とも呼ばれ、こちらも昔から端午の節句の日に食べられていた、厄除けのだんごでした。

s090525004.jpg

これは昨年の旧暦の端午の日(6月8日)に、加茂荘の長屋門に菖蒲を葺いたようすです。これはお正月の門松と同じく結界の意味があり、これから先へ邪気が入らないようにする目的がありました。

そして花菖蒲という植物も、この端午の節句の祭の花として、江戸時代中期頃より江戸を中心とした武家や庶民の間で栽培され、徐々に発達しながら今日の姿になった植物なのです。
つまり花菖蒲は、端午の節句のあやめの文化の一つの表現であって、花菖蒲だけで今日のような姿に改良発達した園芸植物ではなく、あくまでも節句の菖蒲が後ろにあって、その上に発達してきた花なのです。
ですから「花菖蒲」、つまり花が咲く菖蒲(ショウブ)という名前が付けられたのです。



当加茂花菖蒲園は、戦後にこの花菖蒲のおかげで園を興し、花菖蒲のおかげで今日まで生きることができ、そして掛川、神戸などの花鳥園に経営を広げてゆくことができました。その花菖蒲の基になった端午の節句のあやめの文化を大切にする意味で、毎年、新暦、旧暦の端午の節句には、加茂荘の長屋門に菖蒲を葺いています。

軒に菖蒲の葉がなびく、それだけのデコレーションですが、深い意味を持っています。


5月25日 開花状況 

090526004.jpg

5月25日 日が経つごとに花の数が増えて、でもまだ少し早いかな・・・という感じもしますが、新緑の中で気分良く花を見られる頃が続いています。この写真は花菖蒲園の奥の露地植えの部分です。少し遠くから望遠レンズで写しました。

開花最盛期になると、こうして写すと葉の緑がほとんど見られないほど花で埋まってしまいますが、遠くから眺めてまだこれだけ葉の緑が見えるということは、まだあまり咲いていないということです。

でも、これくらいの感じも、私たちは開花最盛期の満開より、かえって美しいなと感じます。

090526001.jpg

この開花前期の園内で、いまひときわ輝いて見えるのが、アイシャドウアイリスという名のアイリスを植栽した部分です。

アイシャドウアイリスとは、神奈川県に在住の清水弘氏が、西暦2000年頃を中心にキショウブと花菖蒲の種間交配を行い、それによって作出されたハイブリッドに「アイシャドウアイリス」と名付けた一グループです。

花弁の元の黄色い目のまわりに、褐色から黒褐色のアイシャドウのような縁取りがあることから、この名があります。

090526002.jpg

黄砂(こうさ)という黄色い花を咲かせる品種。キショウブとの交配種なので、黄色を主体とするパステル系の色彩を持つ品種が多くなっています。

090526003.jpg

こちらは花の楽園(はなのらくえん)という品種。花菖蒲の端正な花形に、微妙なパステルの色彩が美しい作品です。

090526005.jpg

アイシャドウアイリスは、花菖蒲と比べて一茎に付く花の数が多いときで8輪程度も付き、開花期間が長く、花菖蒲栽培で厄介な連作障害にも強いので、その点はとても良いのですが、花菖蒲と比べて小輪で、花の直径12cm程度のものが多いです。

それではもう一度花菖蒲と交配して・・・・と思われるかも知れませんが、種間交配種は不稔性で、次の代を作るのがほぼ困難なため、これ以上の展開が難しいのです。

i0905250001.jpg

ともあれ、現在約40品種が植えられており、花菖蒲にない珍しい花色の花も咲いています。ご来園されましたら、見ていってください。


志戸呂焼 

s090524001.jpg

5月24日 きょうは加茂荘の古寺内で、来月6月21日まで行われている、志戸呂焼の展示をご紹介いたします。

志戸呂焼とは、掛川市近隣の島田市金谷町に江戸時代以前から伝わる陶芸で、約400年の歴史を持っています。

金谷町には志戸呂焼の窯元がいくつもありますが、今回当園にて展示を行っておられる細井陶游(ほそいとうゆう)氏は、志戸呂焼の茶陶としての奥深さに魅せられ、以前は埼玉にて窯を開いておられましたが、約7年ほど前に今の金谷町に越してこられました。

細井氏のご夫人が、当園に勤められたご縁で、今年から加茂花菖蒲園の古寺内にて、昨年も行ったふくろうおじさんこと土屋誠一庵さんと、「2人展」と称して展示を行っています。

s090524002.jpg

古寺の侘びた室内と、絶妙にマッチした茶陶の数々。焼き物が並べられたとのことで、いつもの古寺に行って驚きました。普段は古びた古寺の内部が、渋い魅力のある志戸呂焼とても合っていて、侘びた趣が広がっていました。

s090524005.jpg

作品は茶椀、茶入、建水、水指し、菓子器、花入等の茶陶およそ80点ほどが展示されており、それぞれ名称と価格が添えられ、ご購入できるようになっています。

茶陶の類ですので、お土産ものにちょっと・・・という感じでご購入できる品物ではありませんが、指定銀行口座に振り込み後、桐箱に入れお送するという形をとっておりますので、ご来園の当日、持ち合わせがなくても構いません。お値段もお茶を嗜まれる方にはリーズナブルな価格です。

s090524007.jpg

茶椀の見込み。この何とも表現のできない微妙で複雑な景色は、登窯の中で火の当たり方や灰の被り方によって変化するそうです。光の当たり具合で鉄分が微妙に反射する、この渋い美しさには驚きました。細井氏の作品の全てがこういう感じというわけではないのですが、素人目にいちばん惹かれました。

s090524008.jpg

この作品は、実物よりやや明るめに写ってしまいましたが、梨釉(なしゆう)と呼ばれ、このような黄色を表現する作品もあり、渋さの中にほんとうに多彩な表現を観察することができ、この地域にもこんなにすばらしい伝統工芸があったのだと改めて感心させられます。

s090524003.jpg

作品のところどころには、細井氏の奥様が活けた茶花がさりげなく飾られ、ちょうど良いアクセントになっています。

s090524006.jpg

堂内は心地良い初夏の風が吹きぬけ、外とは別世界のような落ち着いた趣を醸し出しています。ご来園の際には、ぜひお立ち寄りください。

s09052400710.jpg

なお、細井氏の窯元へも、折がありましたらぜひ来ていただきたいとのことですので、よろしくお願い申し上げます。

志戸呂焼 質侶窯 細井陶游
〒428-0019 静岡県島田市志戸呂1069-4 電話:0547-46-2133


5月23日 開花状況 

090523001.jpg

5月23日 きょうの正午頃に撮影したものです。ここ数日日差しの強い日もあったためか、そろそろ見頃に入ってきました。写真右の棚のあるところまでは鉢植えの花菖蒲田ですが、極早咲きがきれいに咲き揃っており、じゅうぶん見られます。

090523004.jpg

奥の露地植えの花菖蒲田も、早咲きのものから咲き始め、最盛期はまだまだですが、見られる頃に入ってきました。

この5月下旬の数日は、新緑の木々の緑とその緑に映える花菖蒲が美しいころで、今年も今がまさにそんな感じの頃です。お客様も6月に比べまだ少なく、のんびりと散策できます。

090523002.jpg

こちらは休憩所前の様子。当園特製の庄屋弁当や、ちまき、おはたきもち等を食べながら、みなさんのんびり過ごしておられました。

090523003.jpg

そしてこの休憩所前の池にはスイレンも美しく花を咲かせています。このスイレンも、4月の中旬には咲き始め、これから秋10月頃までかなりの長期間にわたって咲き続きますが、花数が多くいちばんきれいなのは、今頃から6月頃にかけてです。

090523006.jpg

水面に浮かぶ色とりどりの花がとても涼しげで、見ていると心が落ち着いてきます。

このように、花菖蒲も見頃に入ってきました。これから露地植えの最盛期は5月末から6月の上旬過ぎ頃。そのあと長屋門前の圃場等で、鉢ものが6月中旬頃にかけて見頃を迎えることになるかと思います。

おおよそ一昨年と同じペースで開花が進んでいます。


加茂荘と映画「 ICHI 」 

090522003.jpg

5月22日 きょうは、加茂荘で一昨年にロケが行われた映画「ICHI」についてお話します。

当加茂花菖蒲園や、掛川、神戸、富士、松江の花鳥園を経営する加茂家は、桃山時代より代々当地方の庄屋を勤めてきました。写真の加茂荘の長屋門や、庄屋の屋敷(上の写真)は江戸時代中期の安永2年に建築されたもので、内部は江戸時代のままです。

ご紹介する「ICHI」も、加茂荘の庄屋屋敷を使って撮影された映画の一つで、一昨年2007年の6月末に加茂荘内でロケが行われ、2008年の秋に上映されたほか、今年の4月にはDVD、ブルーレイが発売となりました。

映画「ICHI」は、日本を代表する時代劇のダークヒーロー座頭市を、目の不自由な芸者“離れ瞽女”のヒロインとして設定した意欲作。近寄る者を斬り捨てながら生きてきた孤高の女性、市の過酷な運命の話です。

T0006530.jpg

ICHI   公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/ichi/
(C) 2008 映画 「ICHI」 製作委員会
製作年: 2008年
製作国: 日本
日本公開: 2008年10月25日
(サロンパス ルーブル丸の内 ほか)
上映時間: 2時間0分
配給: ワーナー・ブラザース映画

090522004.jpg

この2007年のロケのときは、加茂荘の庄屋屋敷内にて6月20日頃から月末まで撮影が行われました。綾瀬はるかさん、窪塚洋介さんをはじめ、大勢の撮影スタッフの方も来られ、こちらも対応に追われましたが、ふだんTVなどでしか見ることのできない役者の人たちと直にお話することもできますので、そんなときはちょっと得したかな・・・?というような気もします。

090522001.jpg

撮影が行われた加茂荘内の座敷です。加茂荘内部は、江戸時代の昔そのままの状態を保っていますので、時代ものの映画や旧家のロケには最適で、ここ数年、ロケ地として使われる機会も増えてきています。


5月21日 開花状況 

090521001.jpg

5月21日 5月も下旬に差し掛かり、早咲きの花を中心に、そろそろ見られる頃にさしかかってきました。

開花の最盛期は6月の上旬から中旬にかけてになりそうですが、この5月下旬の頃は、新緑の中で咲く花が美しい、6月の最盛期とはまた違った、もうひとつの見頃です。

090521005.jpg

この場所は、加茂荘の長屋門前あたりから北の方向を眺めたもので、この場所は入れ替えのできる鉢仕立てになっていますので、すでにかなり咲いてきています。

090521003.jpg

今咲いている品種の多くは、当園で育成した極早咲き系の品種の数々で、代表的な花に紫色の峰紫(↑写真)や白花の連休白。青紫の北洋(ほくよう)などがあります。

花菖蒲は本来は梅雨時の花で、晴天の強い日光に晒されると花びらが痛みやすいですが、今咲いている極早咲き系の品種はそれでも比較的日光や風雨に強いです。

090521004.jpg

こちらは花菖蒲園の中央の西側にある休憩所です。ここの前の花菖蒲田は、まだそれほど咲いてきていません。休憩所は今年から緑の鉢物が吊られ、涼しげになりました。

090521002.jpg

こちらは露地植えの部分。極早咲きの品種から開花が始まって、日に日に花数が増えて来ています。

全体に、今週末ではまだ見頃ちょっと早い感じですが、新緑の緑の中に咲く早咲きの花が美しい頃です。そして来週末になると、十分見頃になってくると思います。


写真コンテスト 俳句コンテスト 

090518003.jpg

5月20日 今回は、当園の写真コンテストと俳句コンテストにつて、ご案内いたします。

花菖蒲園の休憩所に、上の写真の大きなポスターが貼ってあり、こちらで両方のコンテストを受け付けています。

c090520001

写真コンテストについて
○ 本写真コンテストの概要、応募方法は、上の画像の通りです。

○ 上写真のポスターのところに、写真コンテストの応募用紙が置いてありますが、上の画像にも応募用紙が付いていますので、こちらをプリントしてご利用いただいても結構です。



加茂花菖蒲園俳句コンテスト

c090520002

俳句コンテストについて
○ 本写真コンテストの概要、応募方法は、上の画像の通りです。

○ 応募用紙が休憩場のこのポスターの場所に設置してありますので、作出された句、及び住所氏名を記載し、応募箱に入れていただく格好になります。

○ もし、帰ってから思い付かれた場合は、下記用紙をご利用になり、加茂花菖蒲園の担当 永田まで郵送、あるいはFAX送信いただいても結構です。
c090520003

〒436-0105 静岡県掛川市原里110 加茂花菖蒲園 担当 永田
FAX:0537-26-1213

それでは、本年も皆様のご作品をお待ちしております。よろしくお願い申し上げます。

5月18日 開花状況 

090518005.jpg

5月18日 こちらは露地植えの圃場ですが、極早咲きで紫色の峰紫(みねむらさき)から、開花が始まってきました。5月18日の時点でこの程度の開花であれば、今年もとびきり早い年ではなさそうですが、昨年よりは数日早いように感じています。いずれにしても、最盛期は6月の上中旬で間違いないでしょう。

090518004.jpg

黄花の花菖蒲のなかではいちばん早く咲く、アイシャドウアイリス系の竜眼(りゅうがん)という品種です。今まで黄花の花菖蒲は金冠が5月25日前後に咲き出すのがもっとも早かったのですが、この品種は5月10日過ぎ頃から咲き出すので、この品種が登場したことで、黄花の花菖蒲の開花時期も格段と早くなりました。

090518002.jpg

この花も極早咲きの初相生(はつあいおい)という、当園作出の品種です。

090518001.jpg

ご入園受付を通ってすぐの所から、休憩所前の鉢物圃場を眺めたようすです。

花菖蒲の1輪の花は、3日程度ですぐしぼんでしまいます。一本の花茎から2輪咲くので、1週間程度は咲いていることになりますが、それでもその程度で花が終わってしまうわけです。

ですが、それでは短い間しか観賞できないので、当園では鉢植えの圃場を作って、入れ替え式にして、長期間花が見られるようにしています。

鉢植えなので露地植えより草丈は低いですし花も若干小さいですが、これから6月下旬まで、こんな状態を保たせることができます。

そんなことで、日に日に花数が増えてきています。今度の週末あたりから、早咲きの花菖蒲が美しい園として、そろそろ見られる頃に入ると思います。


5月16日 開花状況 

090516002.jpg

5月16日 日に日に、少しづつ花の数が増えだしてきました。上の写真の花菖蒲園休憩所前の入れ替えができる鉢栽培の部分は、すでにじゅうぶん咲いています。


ここ数日気温が若干低めですが、今年はやはり昨年にくらべると5日程度開花が早く進んでいます。この分で行きますと、5月25日頃にはじゅうぶん見頃になり、6月5日~10日前後が露地ものの最盛期になって、鉢もののほうは6月15日前後くらいに最盛期を迎えることになりそうです。

もちろん今後の天候にもよりますので、微妙に変化しますが・・・

でも、花の見頃のときでも、もっとシビアで注意が必要なのが、その日とその前の日の天候です。
花菖蒲は雨が似合う花で、雨がぱらぱら降っている花菖蒲園も風情があるのですが、雨が降ると確実に花が痛んできます。そして前日に雨が降った場合も、花が痛んでしまっているので例え最盛期の頃であってもイマイチになってしまいます。

ですからそんなことまで考えてみますと、最盛期というには若干早いけれども、入梅前の頃の方が、確実に美しく眺められるわけです。

そうしますと、この5月下旬から6月上旬にかけてが、やっぱりいちばん良さそうです。

090516003.jpg

さて、話は全く違いますが、キジがいましたので写真を撮りました。 といってもちょうどいい画角のレンズを持っていなくて、こんな程度にしかとれなかったのですが・・・・

ニホンキジのオスです。メスも見られましたが写真には撮れませんでした。ケン、ケン という甲高い鳴き声は、よく遠くで聞こえるのですが、姿はなかなか見られません。でも美しい鳥なので、ちょっと感動しました。

090516004.jpg

そのほか園内ではテイカカカズラも咲きはじめました。この花はキョウチクトウの仲間で甘い香りを放ちます。

このあたりは山里なので、そんな山里ならではの様々なものに出会います。山菜が手軽に摘めたり、カワセミやキジなどの野鳥も見られますし、今月末頃にはホタルが舞い出します。

上がってきた花蕾 

090513002.jpg

5月14日 ここ数日晴れて気温が高い日が続いており、花菖蒲の花芽も急速に伸び上がっています。

上の写真は江戸系の極早咲きで「峰 紫 みねむらさき」という品種ですが、開花がはじまりました。もっともこの品種は花菖蒲のなかではもっとも早くから開花してくる品種で、例年今頃から開花してきます。それでも、昨年の写真と比べると、今年は今のところ約5日程度、花の進み具合が早いですかね。昨年はやや気温が低く、遅い年でしたので、まあ一昨年並。やや早め程度かと思われます。

090513003.jpg

園内のほぼ中央から北を見た様子です。まだこんな感じで、ほとんど咲いてはいません。ちらほら咲き出したのは、峰紫と、神奈川県の清水弘氏が作出したキショウブとの種間交配種で、アイシャドウアイリスと呼ばれるグループの花です。

090513001.jpg

この系統も多くの品種のあるグループで、当園では1数十品種を保存しています。キショウブとの種間交配種のため、花菖蒲・・・とはちょっと言いがたく、小輪の割には群れて咲く性質もないですが、早い時期から遅くまで長期間咲いていることや、性質が丈夫など庭園用には様々な利点もあるグループです。

090513004.jpg

こちらは、ご入園受付から売店を出てすぐのところからの眺め。ここの部分はすべて入れ替えの可能な鉢仕立になっており、早春から促成させたものなどが、かなり開花してきてきました。

あと半月、2週間で、見頃を迎えると思われます。 

5月13日 開花状況 

090512002.jpg

5月13日 5月も半ばに差し掛かり、ここ数日かなり気温の高い日が続いています。この高い気温で花菖蒲の花芽の伸びも盛んになっており、露地植えの圃場でも極早咲きの品種から開花が始まりました。

上の写真は園内の休憩所前の鉢物圃場の部分ですが、ここでも温室で促成していなかった鉢でも開花が始まってきており、日に日に花の数が多くなってきています。

昨年の同じ日と比べても、若干花の進み具合が早くなっており、この分でゆきますと、やはり花の見頃は5月の末から6月の上旬にかけてではないかと思われます。
もっとも6月中旬の頃でも、当園の花菖蒲は入れ替えのできる鉢栽培の花菖蒲園部分も多く、鉢物は露地栽培より開花最盛期が約10日程度後ろにずれるため、鉢物の最盛期は6月中旬頃になり、かなり長い期間にわたって花を楽しむことができますので、ご安心ください。

090512003.jpg

今開花している品種のほとんどは、当園で独自に改良した極早咲きの花菖蒲の数々です。花菖蒲はもともと旧暦の端午の節句の頃に咲く花で、旧暦の端午とは今の5月末頃から6月中旬ころにあたり、旧暦なので年によりばらつきがありますが、入梅の頃と思っていただければ良いと思います。
その入梅の一時期に咲く花菖蒲から、開園期間を長くするという目的で、それより早く開花する極早咲きの品種が昭和の後期から育成されてきて、現在ではかなり長期間にわたって花を楽しむことができるようになってきました。

上の写真は江戸系の「藤 魁」という品種ですが、極早咲きの品種は、「魁」とか、「早生○○」とか、「麦秋」とか、「初○○」とか、そんな早く咲くことを意味する名前が付けられていることが多いです。

こうした極早咲きの品種は、花菖蒲のなかでも風雨に比較的強く、5月の強い風や日光に耐えて花を保つ花であることが多いです。

あと1週間ほどたてば、かなり咲き出してきて、見頃というにはまだ早いけれども、5月の新緑のなかで咲く花菖蒲が美しい頃になりそうです。

ストレプトカーパスの新花 

090511008.jpg

5月11日 今回は多目的温室内に展示されているストレプトカーパスから、目に付いたいくつかの花をご紹介します。

ストレプトカーパスは、アフリカに自生するイワタバコ科の植物で、セントポーリアなどと近縁に当たる植物です。以前から知られていた鉢花ですが、数年前から新しいタイプの花が海外で育成されで出回るようになってきました。当園ではそれをもとに独自に改良を重ねて、今回ご紹介した花々を育成してきました。

090511005.jpg

白と紫の花弁が並打つ豪華な2色花です。一輪の直径も7cmほどあり、大きくとても派手な印象を受けます。

なお、今回ご紹介した花は、未だ品種名は付けられていません。

090511004.jpg

鮮やかなローズピンクに中心部が黄色になるかわいらしい花。

090511001.jpg

白地に紫の大覆輪。たいへん人目を引きます。

090511006.jpg

美しいローズピンクの花。多花性の大輪で、とても鮮やかな花です。

090511007.jpg

こちらは吸い込まれるような濃いブルーの小輪花です。一輪の花の直径は4cmほどでした。

090511003.jpg

濃いサーモンオレンジの中輪多花性の花。

090511002.jpg

藤紫とピンクの絞り花。当園でここ1年くらいに育成された新しい花です。

このように新しいタイプの花が当園にて育成され、出来上がった植物が当園から、神戸花鳥園や掛川花鳥園に送られます。加茂花菖蒲園はそういった花鳥園グループの新花育成場でもあります。

5月9日の園内 

090509001.jpg

5月9日撮影 連休が終わって最初の土曜日は、例年ですとお客様が少ないのですが、今年は近くを走る天竜浜名湖鉄道が主催するウォークラリーがあり、当園の前を通過するコースなのでウォークラリーのお客様が多くご来園されて賑わっていました。

090509005.jpg

屋外の花菖蒲園は、露地植えの花はまだまだで、休憩所前に入れられた鉢物の花菖蒲が咲いていますが、陽気がよくなってきたので急速に蕾を上げてきています。

090509004.jpg

こちらは地植えの花菖蒲園。まだ殆ど咲いていません。ごく僅かに数輪、極早生咲きの品種が咲き始めたところです。この5月9日にこんな感じであれば、おおよそ平年並みのような気がしていますが、ここ数日気温が高そうなので(そんなことでも変ってしまうので)、様子を見たいと思います。

今のところ平年よりやや早め。見頃は6月上旬~中旬に入り始めの頃と見ています。

090509003.jpg

こちらは温室内の花菖蒲展示です。昨年選抜したばかりの花も咲いていています。

090509002.jpg

同じ温室内にある鉢花の売店です。ここでは、ベゴニア類、ストレプトカーパス類、そして今の時期はさくらそう類などを販売しています。特に当園で育成された八重を含むさくらそうの品種が購入できるとあって、マニアの方には人気のスポットです。

花菖蒲の見頃にはまだまだ早いですが、一日ごとに育って開花に向かう、5月の中旬はそんな秒読みのシーズンです。


早くもスイレンが見頃 

90508004.jpg

5月8日 きょうは早くも多くの花が咲いてきた園内の池のスイレンをご覧いただきます。

園内の加茂荘のお蔵の前に、広さ約1000㎡ほどのスイレンの池があります。以前はこの場所も入れ替えのできる鉢植えの花菖蒲の圃場でしたが、約8年くらい前に現在のような形になりました。

90508003.jpg

この池で栽培されているスイレンは、耐寒性スイレンといって、日本の冬の寒さにも耐える系統です。これに対して、掛川花鳥園のスイレンは熱帯性スイレンというように、住み分けがされています。

花の色は、赤、ピンク、黄色、白など、熱帯性のようなブルー系統がなく、花もやや小型ですが、落ち着いた趣があり、やさしい感じの花が多いです。

90508002.jpg

植えつけて数年が経ち、丈夫なのでかなり繁茂しており、この時期ですでに水面を埋めるほどで、このままですと、花菖蒲の開花最盛期には、スイレンの葉が茂りすぎてしまうので、今のうちから少し間引いています。

90508001.jpg

池にはほんの数羽ですがカモもいます。この2羽は、どうやらつがいのようで、この冬場からずっとここで暮らしていました。

90508005.jpg

花菖蒲のほうは、連休後半からの雨で何だかほぼ平年並みになってしまったような感もあります。

今後、露地植えの極早咲きの品種が5月何日に咲き出すかで、今年のだいたいの最盛期がわかってきますので、それが一つの目安というか、ポイントになります。

今日現在、まだ極早咲きの花は咲く気配もないので、今年も無茶苦茶花が早いわけでもなさそうです。


端午の節句 

e090505001.jpg

5月5日 きょうは雨の端午の節句でしたが、ここ最近雨が降っていなかったのと、小雨程度だったので、園内もしっとりと落ち着いた感じで、これはこれで良かったです。

今は子供の日となっている端午の節句は、もともとはサトイモ科の菖蒲(ショウブ)の霊験によって、端午の邪気を払う菖蒲(あやめ)の節句であり、この風習は奈良時代以前に中国から日本に伝わりました。

そして以降の長い歴史のなかでも端午の節句は連綿と行われ、江戸時代になり端午の節句を彩る祭の花として、花菖蒲の発達が始まったわけで、花菖蒲はいわば節句の菖蒲(あやめ)文化の一つの表現、形であるわけです。この経緯から当園では菖蒲(あやめ)文化を大切に考え、端午の節句の日には軒に菖蒲を葺き、菖蒲酒をふるまっています。

e090505003.jpg

庄屋屋敷内では、端午の日にちなんで菖蒲酒の接待がありました。これはサトイモ科のショウブの根を日本酒に浸し、その香気をうつした端午の日の厄除けのお酒です。

ショウブはその剣のような葉と、植物のなかでも春にいちばん早く芽吹いて来ることや、根や葉に芳しい芳香を持つことなどから、古来中国では霊草と考えられてきました。

e090505007.jpg

酒樽の中です。浮いている白いものは、スライスした菖蒲の根です。これは、あくまでもサトイモ科のショウブの根を使用します。アヤメ科の花菖蒲の根では、香りも霊験もありません。

e090505004.jpg

園内の花菖蒲はまだごくわずかしか咲いていませんが、5月の新緑が鮮やかな園内は、まだお客様も少なくのんびりと花を眺めたりお食事を食べることもできますので、これはこれで満開の時とは違って良いように思いました。

e090505009.jpg

午後にはやや本降りに近くなり、まるで梅雨時の旧暦の端午の節句のような、新暦の端午の節句の日でした。


まだまだ始まったばかりです。 

090502001.jpg

5月2日 連日暖かな日が続いていますので、植物のほうも順調に生育しています。温室では、この冬場より促成させた花菖蒲がみごとに咲いてきています。この温室展示の花菖蒲は、私たちが近年改良したまだ名前のない花多く展示してあり、ここで花を見て再度選抜して良い花に名前を付けてゆくという作業も行っています。

090502005.jpg

温室内は、例年通り今の時期から花でいっぱいになっており、当園で独自に改良した花も多く見られます。写真はストレプトカーパスというイワタバコ科の植物ですが、この花もこれまでの品種や海外から導入した品種を元に、当園で10年くらい前から改良してきた植物です。

年々バラエティーが豊になり、こんな花もあったんだ・・・と私たちでさえ見つけて感心することがしばしばです。

090502006.jpg

屋外の花菖蒲園は、温室で促成させ屋外へ出したものがわずかに咲いている程度で、まだほとんど咲いていません。

この大きな花菖蒲園が開花の最盛期を迎えるのは、5月の末から6月の中旬にかけてです。

090502004.jpg

それでも、スイレンのほうが花菖蒲よりも花が早く、今年はもうすでに咲き始めています。

090502003.jpg

また、今年はこの写真の棚をあらたに造りました。この場所には以前にも吹き抜けの休憩所があったのですが、一昨年の秋の台風で倒壊してしまい、昨年は再築が間に合わず、休憩所なしの状態でしたが、この冬場に棚を作りました。

この棚に吊ってある植物は、派手な花ものではなくて、地味めな観葉植物の類が多いですが、そのほうが落ち着いていて、風情があるように思いました。

こんな感じで、花菖蒲の最盛期はまだまだですが、園内でのんびり過ごすにはぽかぽか陽気でとても気分の良い頃です。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。