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 2009年05月 

5月13日 開花状況 

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5月13日 5月も半ばに差し掛かり、ここ数日かなり気温の高い日が続いています。この高い気温で花菖蒲の花芽の伸びも盛んになっており、露地植えの圃場でも極早咲きの品種から開花が始まりました。

上の写真は園内の休憩所前の鉢物圃場の部分ですが、ここでも温室で促成していなかった鉢でも開花が始まってきており、日に日に花の数が多くなってきています。

昨年の同じ日と比べても、若干花の進み具合が早くなっており、この分でゆきますと、やはり花の見頃は5月の末から6月の上旬にかけてではないかと思われます。
もっとも6月中旬の頃でも、当園の花菖蒲は入れ替えのできる鉢栽培の花菖蒲園部分も多く、鉢物は露地栽培より開花最盛期が約10日程度後ろにずれるため、鉢物の最盛期は6月中旬頃になり、かなり長い期間にわたって花を楽しむことができますので、ご安心ください。

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今開花している品種のほとんどは、当園で独自に改良した極早咲きの花菖蒲の数々です。花菖蒲はもともと旧暦の端午の節句の頃に咲く花で、旧暦の端午とは今の5月末頃から6月中旬ころにあたり、旧暦なので年によりばらつきがありますが、入梅の頃と思っていただければ良いと思います。
その入梅の一時期に咲く花菖蒲から、開園期間を長くするという目的で、それより早く開花する極早咲きの品種が昭和の後期から育成されてきて、現在ではかなり長期間にわたって花を楽しむことができるようになってきました。

上の写真は江戸系の「藤 魁」という品種ですが、極早咲きの品種は、「魁」とか、「早生○○」とか、「麦秋」とか、「初○○」とか、そんな早く咲くことを意味する名前が付けられていることが多いです。

こうした極早咲きの品種は、花菖蒲のなかでも風雨に比較的強く、5月の強い風や日光に耐えて花を保つ花であることが多いです。

あと1週間ほどたてば、かなり咲き出してきて、見頃というにはまだ早いけれども、5月の新緑のなかで咲く花菖蒲が美しい頃になりそうです。

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