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引き続き、新花探しです。 

6月9日 昨日と同様、また仕事を忘れて新花探しに行きました。

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ピンク色の六英。20センチ近い大花で、ボリュームがあります。花形も良く、欠点の少ない優秀な花です。

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藍色の強い紫に白い覆輪の三英花。昨日ご紹介した藍色の花と良く似ていますが、この花は黄色目が大きくはっきりし、藍色がさらに強いように見えます。

紫系の色に白い覆輪が入る花は、性質がやや弱く、株が殖えにくい特徴があります。この花も株が小さく、順調に殖えてくれると良いなと思います。

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鮮明な白に紅色の覆輪が美しい、八重咲きの花。紅色の代わりに紫色の覆輪が入る、夢の羽衣の後代となります。撮影前に花弁が切れてしまいました。

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淡い藤色が涼しげな六英。全体的に丸く、おおらかに見えます。20センチ以上ある大きな花で、黄色目が長く伸びて、淡い色に対して良いアクセントになっています。

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薄いさくら色が優しい、砂子の八重で、花びらの波打ちもやわらかく、かわいい花です。ところどころに藤色が交って繊細な印象を受けます。

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選んだ花は株を掘りとり、さっそく株分けします。写真はスタッフが株分けしている様子です。1株が数株に増え、来年花を咲かせてみて、そこでもう一度選別します。

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5年ほどかけて、株数を殖やし、園内に植えたり、通販で販売したりします。新品種作りには手間と時間がかかります。

文章,写真:西村



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加茂花菖蒲園花盛之図 

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6月9日 最盛期のなかでも最も咲いたといって良いと思われた、昨日6月8日の園内景です。どの写真も大きなサイズで載せてありますので、サムネイル画像をクリックして、拡大してご覧ください。

まず、加茂荘の長屋門と蔵を背景にした、当園の代表的な撮影ポイントから。

この部分は昨年まで鉢もの圃場でしたが、昨年夏に浅池のコンクリートを剥がし、約20年ぶりに地植えに戻しました。ですが、コンクリートを剥がす作業がかなり時間がかかり、苗を植え付けたのが8月の末だったため、その後の苗の発育がイマイチで、今ひとつ出来がよくありません。また植栽してある品種も濃色系が少ないため、こちらもイマイチ。今年開園が終わったら、来年に向けて、品種をある程度入れ替え、来年はより美しく眺められるようにしたいと思っています。

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長屋門部分。ここ数日、曇り空が続き湿度も高いので、美しく咲いています。雨でもなく、晴れでもなく、湿度の高い曇り空のもとで、この花は最高の美しさを見せます。

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同じく長屋門部分。同じ門でも見る場所によって、花の表情がかなり異なってきます。

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南北に長い園の中央から北東側を見た様子。

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とにかく花でいっぱい。例年と比べても、やっぱり今年は良く出来ています。

花菖蒲園でこの花を長年栽培するのはかなり難しく、園の造成当初は元気に出来ても、数年経つと連作障害が始まり、どの花菖蒲園さんもその栽培に苦慮しています。でも、立派にできるとやはりすごく美しい花です。

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明日もし晴天になったら、今日ほどみごとではなくなってしまいます。だから、たくさん載せました。

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地植え圃場は今が最盛期。園全体がさんの花で埋まっています。でも、この景色もあと10日もすれば消えてなくなってしまいます。一年に一度の、幻想的な光景が広がっています。

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今度の週末頃も、これに近い状態を維持できると思いますが、気になるのが明日から2日間晴れの予報なこと。あまり晴天がきついと、花が痛んでしまいます。また気温が高いと咲き進むのが早まり、週末は花数が若干少なくなってしまいます。 

でも、これも一瞬の花ですから、仕方ないです。今度の週末、今のところ天気の大きな崩れはないようで、雨さえなければ、それが本当にありがたいです。