しめ飾りと門松作り 

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12月25日 今日は、しめ飾りと門松作りの様子をご紹介いたします。

加茂花菖蒲園では、例年この時期になると私たちスタッフの手で、しめ飾りと門松が作られます。作ったしめ飾りと門松は当園の加茂荘・長屋門前に据えるだけでなく、姉妹園の掛川、神戸、冨士の花鳥園にも送って飾られます。

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しめ飾りは近隣の田の稲藁を束にして、継ぎ穂を挿しながらねじって1メートルほどの縄を3つ作ります。縄は真ん中あたりで継ぎ穂を多めに継ぎ足し、太くなるよう作ると後で迫力のあるしめ飾りになります。縄は解けないよう糸で巻いて縛ります。

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作った縄を3つ、ねじって合わせるとしめ飾りの「しめ縄」が出来上がり、ここに橙(だいだい)と木炭、裏白、紙垂(しで)などを付けて完成です。

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門松に使う竹は当園の裏山にある竹林から切り出しています。

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竹の板を巻いた土台に土を盛り、縁にクマザサを挿し、中央に竹を据え、竹に寄り添うように、梅、松(男松・女松)、千両、南天を植え付けます。

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作ったばかりの門松は、竹と松がほのかに香ります。飾られた門松は高さ2メートルほど。加茂花菖蒲園の裏山から切り出した竹は10センチを超えるほど太く、これで造った門松は非常に堂々としています。

当園で作ったしめ飾りと門松は何故、加茂花菖蒲園以外の各花鳥園にも送られるのでしょうか。
それは、当園が花鳥園グループの原点であり、自然や生き物たちとの共存を概念とする当グループの方向性の原点であるという意味を込め、本園で造った門松を各花鳥園へ送っているのです。

当園の長屋門前にもしめ縄と門松が飾られ、お正月の準備が整いました。


文、写真:西村


今年もたくわん用大根干しが始まりました。 

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12月16日 今日は当園で毎年初冬に行っている、たくわん用の大根干しについてお話いたします。今年も13日から大根干しを始めました。

ここで作ったたくわんは当園の庄屋料理や庄屋弁当に添えられるほか、姉妹園の花鳥園(掛川・神戸)のバイキングなどでもお出ししております。

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大根は当園から西に30キロほど離れた、浜松市三方ヶ原町の農家まで毎年引き取りに行きます。今年の大根は例年より太く、重いものでは1本3キロ近くあり、きちんと水分が抜けるか少し心配です。本数実に1800本、例年より少し多いといったところでしょうか。

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三方ヶ原の土壌は当地とは異なる赤土です。大根は皮を剥かないため、干す作業はまず、十分洗浄することから始まります。

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1本1本、丁寧に洗い上げます。冬場の水仕事は大変そうに見えますが、当園では16℃ある井戸水を利用しているため温かくて、苦にはなりません。

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洗った大根は、稲わらで結び5本一組にして、園内の休憩所へ干します。10キロを超えるため、竹竿に掛けるのは一苦労です。干す期間は天気次第で、2週間から1カ月弱ほど。干した大根が曲がるようになれば完了です。

干した大根は、その後年末から年明けの頃樽に漬け込み数カ月置くと、たくわんができあがります。漬け込む様子は、またいずれの機会に。