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花菖蒲の株分けと、思ったこと 

写真とブログ担当の永田です。

花菖蒲の開園も終盤となり、裏方では、この季節から秋までずっと行われる、花菖蒲の株分けが始まりました。

花菖蒲という植物は、植え付けて年月が経つと株が増えるに従って生育が悪くなってきて、株分けをしないで数年以上経ると、いずれ消滅してしまう性質を持っているので、株分けは必ず行わないといけません。

株分けの方法を簡単に紹介すると、

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まず、花が咲き終わった茎を根元から切り取ります。

ハサミの位置は、写真より、もっと地際がいいです。

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そしてハサミや包丁で、切り取った花茎の基の部分を中心にして、花菖蒲の根茎(白く見えている部分)を切り裂きます。

そして切り裂いた部分から、株を分けてゆきます。

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1本から2本に分けた苗を、葉を根元から30cmくらいのところで切って、10cmくらいの鉢に植え付けます。

土は、身近にあるものでいいです。土のなかに肥料は入れません。

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そして出来上がった鉢を、日当たりのよい場所で栽培します。

水のなかに漬けては絶対にだめです。花菖蒲園へ行くと水のなかに生えているので、水がないと育たないと思っている人が大勢いますが、普通の植物同様の栽培方法で大丈夫です。水が多すぎると根が腐ります。水は上から一日一回あげるだけで十分です。

そして植え付け後、およそ1ヶ月あとから肥料を与えます。肥料も一般的なもので良いです。夏じゅうたくさん与えると、秋には立派な株になるので、そうなったら一般には地植えか、鉢なら直径21cmくらいの大きさの鉢に植え換えます。

そうすると、翌年立派に花が咲きます。

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ということで、これから秋の彼岸頃まで、花菖蒲の株分けが続きます。

これから毎日、来る日も来る日もずっと株分けをして、そして暑さの厳しい真夏に花菖蒲園の田んぼを耕して、盆過ぎから花菖蒲園へ花菖蒲の苗を植え付けます。

暑い日々の中、炎天下での作業が続きます。


そんな作業を行ってくれるのは、みんなパートの人たちです。ですから、今年の花がすばらしかったのは、この人たちが昨年に暑いなかで辛い作業を行ってくれたからです。

そのとき、正社員の自分は何をしていたのか?と思うと、花鳥園のブログの写真撮影とか言って、ただその上に胡坐をかいていただけのようで、そんな事が情けなくなったので、今年は自分も植え替えをすることにしました。

当園は、花菖蒲園なのですから。

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実際半日やっていても、株分けは単調で辛い作業です。でも、ことしはずっとやるぞと思っています。


株分けの作業をしながら、ふと上を見たら、ツバメのヒナがたくさんいたりします。

今年は巣立ちがちょっと遅いようです。 でもだいぶ大きくなっているので、もうすぐ巣立ちかな?

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