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さくらそう 未命名新花の開花ピークです。 

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4月30日 写真とブログ担当の永田です。

今年は例年より春が寒かったこともあり、園内の展示温室でさくらそうが長く咲いています。今咲いているのは、当園で育成した八重さくらそうの未命名の新花です。

さくらそうの八重咲きは1990年代以前は存在せず、90年代の半ばに当園が八重咲きの作出に成功して、さくらそうマニアの注目を集めました。以来年を追うごとにさらに八重率が高くなり、良い花が生まれるようになって来ました。

ですが、ここ数年は軟腐病に悩まされ、展示や販売を中断せざるを得ない状況が続き、今春通販を再開しましたが、ご購入された先でも病害が発生しているなど、大きな問題に悩まされています。

しかし、そんな中でも年を追うごとにさらに八重化が進み、これまでにない花が生まれてきており、現在それらの開花ピークとなっていますので、撮影してみました。

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八重率のひじょうに良い優秀な個体。八重桜そのままの美しい花です。

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こちらは梅弁咲きの八重。小さな花ですが、珍しいパターンです。

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かがり咲きで表白裏紅の華やかな個体。

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明るい濃桃赤色の八重咲き。

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これらのさくらそうは、野生のサクラソウただ一種からの交配によって江戸時代より作出されてきたものの末裔に当たりますが、よくぞここまで改良が進んだものだと感心します。

これらの未選抜さくらそう、本年の新花は、現在が開花のピークですが、このゴールデンウィーク期間中は咲いています。なお、販売のほうは行っておりません。


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フェイスブックのほうでも、さらに21枚ほどのさくらそうの新花の写真を紹介してありますので、併せてご覧ください。
当園作の八重さくらそう その3

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ゴールデンウィークの園内 

ゴールデンウィーク期間の見どころ
露地植えの花菖蒲の見ごろはまだ先になりますが、4月29日から花菖蒲園を開園いたしました。その開園シーズン序盤の見どころをご紹介いたします。

さくらそう展示 園内の温室にて
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さくらそうマニアの方々より非常に熱い視線を送っていただいている当園の八重咲きさくらそう。現在130鉢ほどが展示温室内で展示されています。ここ数年、花の改良がさらに進み、これまでの八重よりも更に八重化が進んできています。ゴールデンウィーク期間中、園内の多目的温室にて展示されます。販売は行っておりません。

球根ベゴニア 園内の温室にて
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こちらも当グループが25年以上改良してきた花の大きなベゴニアです。赤ちゃんの顔ほどの大きさがある色とりどりの花が温室内を豪華に飾ります。

ストレプトカーパス 園内の温室にて
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こちらも当園で育成したイワタバコ科の植物で、藤色を中心とした様々な花が展示されるほか、温室内の売店で花つき苗が販売されます。

香りヴィオラ 園内の温室にて
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今年の2月から展示され花を咲かせ続けています。ほかにも頭上から様々な吊り花が吊ってあり、花いっぱいの中で喫茶やお食事が楽しめます。

花菖蒲 園内の温室にて
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1月から促成した花菖蒲が見ごろにさしかかって来ました。新品種をはじめおよそ50品種ほどが開花順に展示されます。

花菖蒲 屋外の花菖蒲園
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屋外の花菖蒲園は、今年は春が遅く生育がやや遅れています。冬場の1月より促成をかけたものから徐々に咲き始めてゆきますが、本格的な見ごろを迎えるのは5月下旬頃からです。


そのほか、庄屋屋敷では屋敷のご見学や自家製の甘酒の接待。5月5日の端午の節句には菖蒲酒の無料接待などもあります。

なお、当園へのお越しは新東名利用が断然便利になりました。森掛川I.C降りて左折 3km、 約5分で到着します。



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サクラソウの実生 

4月25日 温室担当の梶浦です。

今年は、選抜の現場もお客様の声をダイレクトに届けようと、実生株の人気投票を行っています。
今回は、そんな温室で展示しているサクラソウの実生の株を紹介したいと思います。

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こちらは一重ですが、花弁が広く八重の気があります。また表の濃い紅色と白のぼかしがきれいで、清楚で上品な印象を受けます。


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こちらは、表が白、裏が桃色で、八重がかなり安定して出る固体です。しかも他の株よりも成長が旺盛で、将来が期待できそうです。

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こちらは花が他に比べて大きく、八重も安定している個体です。花弁が咲き始めは藤色ですが、徐々に桃色に変化していきます。

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こちらは表も裏も濃い紅色の八重です。花の中心がやや白いのがチャーミングでかわいらしいです。

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こちらはカガリ弁で表は白、裏は薄い桃色の八重です。こちらも八重が安定しており、ゴージャスです。花がしっかり立ってくれるので、姿がお手本のようにきれいです。


今年の実生は、八重が安定している株を親としたため全体的に八重率が高いです。
なのでどれを落とすか選抜が難しいところです。
ですが同じ親からここまで違う子ができるのかと、楽しくもあります。

最後に、同じ鉢に二株入ってしまった鉢です。
これは、この二株はおそらく兄弟で播種の際に種が混じってしまったと思います。
ですがこれはこれで良いのではないかとは思います。

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フェイスブックのほうでも、さらに24枚ほどのさくらそうの新花の写真を紹介してありますので、併せてご覧ください。
当園作の八重さくらそう その2

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さくらそうの展示 その後 

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4月20日 写真とブログ担当の永田です。

4月13日のブログでもご紹介した当園育成の八重咲きさくらそうの展示が、花の最盛期になってきましたので、写真を撮ってみました。

さくらそうマニアの方々より非常に熱い視線を送っていただいている当園の八重咲きさくらそうですが、ここ数年、病気に悩まされ、生育があまり良くありません。新芽が腐る軟腐病のような症状が続いており、病害を特定し対処して昨年までよりは幾分回復してきました。めずらしい花ですので、今後の復活に期待したいところです。

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あさぼらけという品種。八重のかがり咲きで豪華な花です。

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花行脚という品種。薄紅の八重桜のような優美な花。

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九重紅という品種。濃い紅色の丸弁の八重咲きです。

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こちらも未命名の新花。

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ここ数年、栽培ではトラブルが続いていますが、育種のほうは、これまでの花よりも更に八重化が進んできている印象を受けました。これらのさくらそうは、当園の展示温室にて現在50鉢程度が展示されており、ピークはここ1週間で、今月末頃まで展示の予定です。なお、販売は行っておりません。


フェイスブックのほうでも、さらに23枚ほどのさくらそうの新花の写真を紹介してありますので、ご覧ください。


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よもぎだんご用のヨモギの調整 

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4月17日 写真とブログ担当の永田です。

春になって、花菖蒲園の開園シーズンに園内で販売される、よもぎだんご用のヨモギの調整がはじまりましたので、ご紹介します。

当園の周辺は、山間部と田園地帯の境にあり、里山の自然が残されています。春には様々な山菜が採れますし、ヨモギもたくさん生えています。そのヨモギを春の内に採って調整して冷凍保存し、花菖蒲のシーズンによもぎだんごを作っています。

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ヨモギは近隣の人たちに声を掛け、山野で摘んだものを購入しています。枯れ草が入らないように丁寧に積んでもらいます。

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摘み取られたヨモギは、再度枯れ草やごみなどを丁寧に取り除きます。この山で約15kgあります。

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大鍋に重曹を入れ、約1分間ほど茹でて灰汁抜きします。

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茹でたヨモギは水で洗い、同時にここでも枯れ草などがないか点検します。

そうしたものを脱水機にかけ水を飛ばし、フードカッターで細かくしたあと、ひとつ250gほどにまとめ、冷凍保存します。

D6 「よもぎだんご」近隣の野山で摘んだよもぎを使用しています。

そして、花菖蒲園の開園期にこのよもぎをふんだんに入れて作ったよもぎだんごや、売店で販売されるよもぎまんじゅうに使用します。

よもぎは、もちろん業務用の製品が売られてはいますが、風味が断然良いですし、やはりここで採ったものをご来園されるお客様に御出ししようという考えで、もう30年以上も前からこの製法で作っています。

花菖蒲の季節にご来園された折は、ぜひお召し上がりください。



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サクラソウの展示を開始します 

4月13日 温室担当の梶浦です。

明日、ついに新東名が開通しますね。森掛川インターがすぐ近くなので、遠方からのお客様は格段に来やすくなるのではないでしょうか。これで当園もにぎやかになるのではと期待しております。

2年間お待たせしていたサクラソウの展示を、今年より再開します。とは言え、病気の回復が不十分ですので、現状この状態からのスタートとなります。

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そのため今年は、屋敷ではなく温室内にて展示いたします。

なお病気の関係もありますので、苗販売の方は行いませんので悪しからずご了承ください。


虹の羽衣b2


これは今年命名した新品種、虹の羽衣。花弁は広く、表が白、裏は淡い藤色。八重咲きの性質はかなり強いです。ふんわりと、やわらかく優しい印象を受けます。


ときめきc2


こちらはときめき。かがり弁で裏は紅色、表は白の八重咲き品種。生育はかなり旺盛で非常に強いです。


あさぼらけb2


こちらも今年命名した新品種、あさぼらけ。藤色のかがり弁で安定して八重に咲きます。中心が白くなるのがかわいらしい。


08-122 2


未命名実生の08-122。表はしぼりが入っていて、藤色とのコントラストが清らかな印象です。花付きが良く、これから続々と咲いてくれそうです。

今回は藤色に片寄ってしましましたが、これから順次展示し、ブログで紹介していきます。
最盛期は4月18~21日くらいになるのではと思います。
日本でも珍しいサクラソウの八重咲きを、加茂荘に見に来ませんか。



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里山にハルリンドウが咲いています 

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4月4日 写真とブログ担当の永田です。

当園の事務所の北には、前回のブログでご紹介した新東名高速の高架が見渡せる茶畑があります。この茶畑の縁に、毎年この季節になると咲き出す野の花があります。

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地面にへばりつくように小さな青い花が咲いています。これはハルリンドウという春に咲くリンドウです。

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ハルリンドウは山の日当たりの良いやや湿ったところに生えるリンドウの仲間で、普通のリンドウが多年草なのに比べ、種子から2年で花が咲いて種子を飛ばすと株は枯れる二年草のリンドウです。

明るい春の日差しを浴びた時だけ開花し、太陽の光が当たらない時は花を閉じる性質があります。

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またこの花は、雌雄異熟といって、雄しべと雌しべが別々のタイミングで成熟する変わった性質を持っています。

写真左の花は開花して間もなく、中心に雄しべがまとまっていて、葯が開いて花粉を出ています。 一方雌しべはまだ未熟で、雄しべの下に隠れて見えません。
右の花は雄しべが花粉を出しきり、役目を終えて外側に倒れ込み、雌しべから遠ざかっています。 一方、雌しべは成熟して大きくなり、先端が2つに割れて受粉可能な状態になっています。

これは自家受粉を避け、自分とは違う遺伝子を持った別の花と受粉するための工夫なんでしょうね。

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本来は山の湿原などに見られる春の花ですが、ここでは茶畑のいちばん上の部分に群落を作って生えています。

茶畑の隅では毎年、ススキなどの夏草がはびこりますが、草刈り機で刈り取られ、早春には日光が良く当たります。草刈りがなければ、ハルリンドウはススキなどの草丈の高い植物に負けてしまって育つことができません。

人の行為がこんな可愛い花を育んでいるわけなんですね。

近年、生態系を守ろう!という意識が広く一般に浸透してきましたが、白神山地や釧路湿原、屋久島など、手つかずの自然に目が行きがちです。

みなさん意外に思われるかもしれませんが、いわゆる里地里山にも豊富な生態系があって、多くの生き物が人と持ちつ持たれつの関係で共存しています。

経済至上主義になって久しい日本ですが、生き物の豊かさは人の心の豊かさにつながると思います。当園周辺には里地里山環境が残っていますが、これからも時代の流れに左右されずにしっかり残っていけば良いなと思います。




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