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5月31日の園内景 

5月31日 ブログ・写真担当の西村です。

ここのところの暖かさで花菖蒲もだいぶ咲き進んできました。

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南側(奥側)圃場を北から撮影

今は、圃場全体で言うと大体三分咲きくらいでしょうか。日に日に花数が増え、一日ごとに豪華になってきています。あと数日でかなり咲き進んで今週末頃から、いよいよ見ごろに入ると考えています。


今日の週間天気予報ではしばらく、曇りがちな天気が続くそうです。日差しが強い日は昼ごろになると、花が暑さと日射でへばって垂れ下ってきますが、曇りの日は花が傷みにくく、写真を撮るにはいい条件になります。

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お蔵をバックに長屋門前の花菖蒲。

門前の花菖蒲田もにぎやかになってきました。日本で育成された日本の花である花菖蒲は同じく日本的な家屋と良く合います。色とりどりの花の色、葉の緑色、土壁の白色が組み合わせって魅力的な写真が撮影できます。

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長屋門と花菖蒲

満開の風景もいいですが、満開手前のこの時期は、緑の絨毯に花が浮かんでいるようで、こちらも美しいです。
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古寺と花菖蒲

いつもは侘びしい古寺ですが、まわりの花菖蒲がお寺を引き立たてています。今日のブログでご紹介したように、古寺では石彫作家と志戸呂焼作家の二人展が開催されていて、笑い声や話し声が聞こえてきます。お寺が賑やかになるひと時です。




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志戸呂焼 

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5月31日 写真とブログ担当の永田です。きょうは園内の古寺で、来月6月末日まで行われている、志戸呂焼の展示をご紹介いたします。

志戸呂焼とは、掛川市近隣の島田市金谷町に江戸時代以前から伝わる陶芸で、約400年の歴史を持っています。

金谷町には志戸呂焼の窯元がいくつもありますが、今回当園にて展示を行っておられる細井陶游(ほそいとうゆう)氏。氏は、志戸呂焼の茶陶としての奥深さに魅せられ、以前は埼玉にて窯を開いておられましたが、約10年ほど前に今の金谷町に越してこられました。

細井氏のご夫人が、当園に勤められたご縁で、3年から加茂花菖蒲園の古寺内にて、ふくろうおじさんこと土屋誠一庵さんと、「2人展」と称して展示を行っています。

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古寺の侘びた室内と、絶妙にマッチした茶陶の数々。普段は古びた古寺の内部が、渋い魅力のある志戸呂焼とても合っていて、侘びた趣が広がっています。

作品は茶椀、茶入、建水、水指し、菓子器、花入等の茶陶およそ80点ほどが展示されており、それぞれ名称と価格が添えられ、ご購入できるようになっています。

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渋い鉄釉の茶碗。志戸呂焼は茶陶の類ですので、お土産ものとして手軽にご購入できる品物ではありませんが、今年で4年目の展示で、ファンも出来て毎年楽しみにしておられる方もおられます。

品物は後日お客様から指定銀行口座に振り込み後、桐箱に入れお送するという形をとっておりますので、ご来園の当日、持ち合わせがなくても構わないそうです。

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茶椀の見込み。この何とも表現のできない微妙で複雑な景色は、登窯の中で火の当たり方や灰の被り方によって変化するそうです。光の当たり具合で鉄分が微妙に反射する、この渋い美しさには驚きました。細井氏の作品の全てがこういう感じというわけではないのですが、素人目にいちばん惹かれました。

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梨釉の水差し。このような黄色を表現する作品もあり、渋さの中にほんとうに多彩な表現を観察することができます。この地域にもこんなにすばらしい伝統工芸があったのだと改めて感心させられます。

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作品のところどころには、細井氏の奥様が活けた茶花がさりげなく飾られ、ちょうど良いアクセントになっています。

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細井陶游氏。どこか仙人のような風貌ですが、気さくでとても研究熱心なので、伺うと焼き物のことを詳しく説明してくださいます。

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なお、細井氏の窯元へも、折がありましたらぜひ来ていただきたいとのことですので、よろしくお願い申し上げます。

志戸呂焼 質侶窯 細井陶游
〒428-0019 静岡県島田市志戸呂1069-4 電話:0547-46-2133



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