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百合子ダスヴィダーニャDVD通販受付 

2月26日 母屋担当吉村です。

当園が撮影ロケ地として使用され、一部劇場でのみ公開されていた
「百合子ダスヴィダーニャ」のDVDの通販の受付を開始します。

この作品は、昭和中後期の日本共産党書記長 宮本顕治の妻、
戦後民主主義文学の旗手として活躍し、大正から昭和にかけ実在した
プロレタリア作家 宮本百合子(旧姓:中條百合子)と
チェーホフなどのロシア文学や演劇の翻訳家として知られ、
「女を愛する女」であることを公言していた湯浅芳子との同性愛、
また百合子の夫 荒木茂との異性愛が錯綜する愛憎を描いた伝記ドラマ。

監督は「女性の側から性を主体的に観る」ということをテーマに
数多くの作品を作り続けている浜野佐知さん。
この作品は宮本百合子の自伝的小説『伸子』を下地に
浜野監督が20年以上温めてきたテーマを映した自主制作映画です。

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百合子役はシンガーソングライター 一十三十一(ひとみとい)さん(写真左)、
湯浅芳子役は「ヘヴンズストーリー」などで知られる女優 菜葉菜(なはな)さん(写真右)。

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加茂荘は百合子の執筆のための居宅という映画の中心となる舞台の設定で、
長屋門前、花菖蒲園、庄屋屋敷内の様々な場所で撮影が行われました。
下の写真は加茂荘庄屋屋敷入り口にて、百合子が芳子からの電報を受け取ったシーン(上)と
その他の撮影風景(中・下)。

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余話ですが...

作中、芳子が働いている愛国婦人機関誌『愛国婦人』発行所や印刷所の場面は
宮沢賢治、小熊秀雄がお好きな方は必見です。

『愛国婦人』という雑誌、大正10年9月号に宮沢賢治が童謡「あまの川」を発表し、
またデビュー作である童話「雪渡り」の発表に際しては生涯で唯一の稿料5円を得ています。

小熊秀雄は湯浅芳子の紹介で『愛国婦人』大正13年8月号に童話「焼かれた魚」を発表、
エッセイも連載していました。
別件で小熊秀雄は湯浅芳子と共同でプーシキンの詩の翻訳を完成させていましたが、
原稿は散逸するなど..

近代文学の文芸的背景を思い浮かべながら見てみると、非常に浪漫的。
目を皿にして見入ってしまうことうけあいです(吉村個人の感想です)。

・価格:5,250円(税込)
・送料:180円(ゆうメール)
※その他の配送をご希望の方は料金をお調べ致しますので
お申し込みの際にご記載ください

・注文方法:百合子ダスヴィダーニャDVD通販お申し込みの旨と
氏名・住所・電話番号 を明記の上、下記いずれかの方法でお申し込み下さい

FAX:0537-26-1213
E-Mail:kakegawa@kamoltd.co.jp

・支払方法:同梱の納品請求書に沿って銀行振込または現金書留にてお支払いください

※在庫終了次第受付終了となりますのでご了承ください
 開園期、屋敷でも販売を行います
 お問い合わせ:0537-26-1211 担当吉村

百合子ダスヴィダーニャ オフィシャルサイト

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加茂荘の開園と紫陽花のこと 

2月12日

2014年度の開園期間、ご入園料が決定致しましたのでご案内申し上げます。

2014年度の開園期間は4月26日(土)~6月30日(月)です。

ご入園料や注意事項など詳細は 観光ご案内ページ をご覧くださいませ。


昨年度から、花菖蒲に先駆け
4月下旬からは温室内で当園オリジナルアジサイ展を開催しております。

今年のアジサイの目玉品種は、"歌合せ(うたあわせ)"
当園の作出した、アジサイシェアの3分の1を占めるといわれる
"ダンスパーティー"をバージョンアップさせた最新作で
今年の開園期にリリースとなります。

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"ダンスパーティー"、"歌合せ"などはガク咲きのアジサイなのに対し
先日ブログで紹介した、冬に立派な花をつけたアジサイは
こんもりとしたテマリ咲きの"てまりてまり"。

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ガク咲きかテマリ咲きかで、一言でアジサイと言っても全く違いますね。
"てまりてまり"は八重咲きなので、密度が高くとても華やかです。
色も、土のpHがアルカリ性ならピンクや赤色に、酸性なら青色に変化します。
根の先々でpHが異なるとグラデーションのように咲くことも。

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日本の梅雨の時期にはとても馴染み深い花ですが
改めて見てみるとひとつとして同じ咲き方をするアジサイはありません。

そして育種を重ねるごとに、名前のない新しい品種が生まれ続けています。
当園が育成した品種や、未命名の選抜新花なども展示され、
一般のお客様のみならず、アジサイに関係される方にも興味深い展示が行われます。
また、今年は昨年度よりも株数を更に増やしての展示を致しますので
是非お気に入りの品種を見つけてみてください。


また、昨年度のダイヤモンドリリー展から
庄屋屋敷 加茂荘への花の展示も行っており
今年度の開園期間にも庄屋屋敷での花展示をお楽しみ頂けます。

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まだまだ寒さが続きますが、
園内では開園シーズンに向け着々と準備が進められています。
準備の様子もまたブログやツイッターにてお知らせしていきたいと思います。

twitter:KamoIrisGarden

志戸呂焼の窯元見学 

2月10日 母屋担当 吉村です。

先日、お休みを利用して細井陶游(ほそいとうゆう)氏の窯元へ見学に行ってきました。

細井陶游氏は、毎年開園シーズンに当園内の古寺にて
志戸呂焼(しとろやき)という焼き物の展示をされている陶芸家です。

志戸呂焼とは、掛川市近隣の島田市金谷町に江戸時代以前から伝わる陶芸で、
約400年の歴史を持っています。

赤みがかった器に黄色釉と黒釉を掛け、独特の侘びた味わいがあり
また、堅牢で湿気を寄せ付けないという特徴から、茶器に好まれています。

細井氏は以前は埼玉県で窯を開いており、志戸呂焼の茶陶としての奥深さに魅せられ
陶土を採りに志戸呂へ足を運び続けていましたが
約11年ほど前に遂に埼玉県から志戸呂へ移窯して来られ、
桃山時代からの技法の研究を続けていらっしゃいます。

金谷町には志戸呂焼の窯元がいくつもありますが、
今回は細井氏の窯や焼き物を見学させて頂きました。



↑陶土を摂る場所を案内してくださる細井氏。



↑志都呂焼の原料となる陶土。





↑窯を開くまでの経緯や、窯の製法など具体的な説明を聴かせて頂きました。





↑採った陶土は乾燥させて細かく砕きます。
現在は専用の機械で行っているそうですが、昔は石臼で砕いていたのだとか。
写真の石臼は苔むしてしまっていますが、さざれ石の石臼。
手前に写っている石は富士山の溶岩石!
現在は富士山の溶岩石は自然公園法で採取禁止になっていますからとても貴重です。

 

↑展示室で様々な焼き物を見ることが出来ます。
志都呂焼について語る細井氏はとてもいきいきとしていて
焼き物に対してとても研究熱心な姿勢がうかがえました。
貫禄を感じる風貌とは裏腹に、気さくで優しい方なんですよ。



↑お話を伺いながら、奥様がお茶をたててくださり、
すっかり長居をさせて頂いてしまいました。
奥様もこちらへ越されて来て以来、加茂荘に勤められ
お屋敷にお花を生けたり、花菖蒲の育成に携わるなど
細井ご夫妻ともに加茂荘を彩り続けてくださっています。

今年の開園シーズンにも細井氏の作品の展示会が行われます。
志戸呂焼は茶陶の類ですので、
お土産ものとして手軽にご購入できる品物ではありませんが
ご興味のある方は是非、細井氏の窯元へも見学に足を運んでみてはいかがでしょうか。

志戸呂焼 質侶窯 細井陶游
〒428-0019 静岡県島田市志戸呂1069-4 電話:0547-46-2133

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