よもぎだんごとおはたきもち 

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5月28日 きょうは当園の名物、よもぎだんごとおはたきもちについて、ご紹介いたします。

よもぎだんご
よもぎだんごは、ヨモギの新芽がふんだんに入った当園特製のおだんご。花菖蒲園内の休憩所脇のおだんご店にて販売されていて、一皿400円です。


このだんごは、春に近隣の野山に生えるヨモギの芽を摘み取り保存しておき、販売する日の朝にうるち米のごはんとこのヨモギをまぜ臼で搗いて丸めたものです。

なぜ当園がこのだんごをこだわって作っているかというと、このおだんごには端午の節句の厄除けの意味もあり、別名あやめだんごとも呼ばれているからです。

花菖蒲という園芸植物が発達したその元になった、端午の節句のあやめの文化。端午の節句の日に香気のあるサトイモ科のショウブやヨモギで軒を葺いたり、お風呂にいれたりしました。ショウブとともに端午の邪気を払うとされたヨモギ。だからヨモギがふんだんにはいったこのおだんごも、あやめだんごと呼ばれているというわけです。

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添えられている餡も当園特製のもので、それほど甘くなくあっさりとしたおいしい餡です。

この餡をよもぎだんごに乗せていただくのですが、最初はほんのり甘い餡の味。そしてヨモギがほんとうにふんだんに混ぜてあるので、噛んでいるとヨモギの香りが口いっぱいに広がります。

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おはたきもち 
このもちは、当地方の郷土料理の一つで、こごめ(ウルチのくず米)の粉を蒸かして、もちに搗いて棒状にしたものです。

その昔、はたいて捨てたようなくず米を「もったいない」からということでもちにしたのがその始まりといいます。

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当園のおはたきもちは、今は、玄米を3分搗きにして炊いたものを臼で搗いて餅にします。餅はその後、手で成形し、直径およそ8cm、長さおよそ50cmの棒状にします。

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冷蔵し、お米の粘り気を抑えることで切りやすくします。そして2センチ弱の幅で切り分けます。

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こちらはヨモギをいれたおはやきもちの断面です。よもぎがたくさん入っていて、ごはんもかなり粗いことがおわかりいただけるかと思いますが、ほぼ玄米のごはんなので、かんでいると素朴でこうばしい玄米の香りがなんとも美味しいお餅です。

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このおはたきもちは、花菖蒲園内の休憩所脇のおだんご店にて販売されています。2切れ一皿で300円です。

今年は、この春から入社した、新人の梶浦君が焼いています。

当地方の郷土料理です。他ではなかなか食べられないので、ご来園されましたら、ぜひお召し上がり下さい。

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