菖蒲酒とその作り方 

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6月15日 明日6月16日は、今年の旧暦の5月5日の端午の節句です。

先日もご紹介したように、明日6月16日は加茂荘庄屋屋敷内にて菖蒲酒(あやめざけ)の無料接待が行われます。

この菖蒲酒は、日本酒に菖蒲(サトイモ科)の根茎を浸し、その香気を移した端午の節句の厄除けのお酒です。端午の節句の風習の一つとして、古くから伝えられてきたものです。


菖蒲酒を作る
菖蒲酒はほんとうに香りが良く作り方も簡単なので、ご家庭でも是非お試しいただけたらと思うのですが、唯一のネックが肝心の菖蒲の根が簡単に手に入らないことです。

新暦の端午の節句にはフラワーショップなどで菖蒲湯用の菖蒲の葉は売られていることもあるのですが、葉では本来ではないですし、香気がやや薄いように思います。

手前味噌で申し訳ありませんが、当園の通販サイトであれば菖蒲の苗の販売もありますので、ご利用ください。

加茂花菖蒲園 花菖蒲品種画像カタログ

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サトイモ科の菖蒲(ショウブ)この根を使います。アヤメ科の花菖蒲の根では香気も厄除け効果もありませんので、必ずサトイモ科の菖蒲の根を使ってください。

菖蒲は湿地の植物ですが、極端に乾燥した場所でなければ栽培できます。性質はとても丈夫で全く手が掛からず、逆に殖えて困るほどです。菖蒲湯にも使えるので、場所があれば植えておくと便利です。

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菖蒲の根を掘ります。古い書物には一寸に九節ある菖蒲の根が良いとか書いてありますが、別段なんでもOKです。

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掘った菖蒲根をよく水で洗い、薄く斜めにスライスします。

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スライスした菖蒲根を日本酒の冷酒に入れます。入れる分量は一合に数枚程度で、お好みで加減します。

これで30分程度置けば、菖蒲の香りが日本酒に移りできあがりです。長く漬けると菖蒲のアクで酒が黄色っぽくなりますので、飲む30分程度前に作って冷やしておけば良いと思います。

味はもとの日本酒にもよりますが、清々しい菖蒲の香気が移り、とても爽やかなお酒になります。菖蒲の根が簡単に手に入らないのがネックですが、お庭のある場合は庭の片隅に植えておけば、毎年飲めます。是非お試し下さい。

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