花菖蒲のお手入れ 

6月21日 今日は皆さんに少しでも良い花を見ていただくために日々行っている、花菖蒲の花のお手入れについて、その舞台裏をご紹介いたします。

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花がら摘み

花菖蒲の花の寿命は2日半と短いため、花時や天候不順の際には大量のしぼみがでます。来園してくださるお客様に、きれいな花菖蒲をご覧いただくため、しぼんだ花や傷ついた花はできるだけ朝のうちに取り除きます。

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花を取り除く時は、花の根元を折るようにひねると簡単に花が取れます。

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花枝切りその1

花菖蒲が花をつける茎は、真っ直ぐてっぺんに伸びる花茎とそこから枝分かれして、脇から伸びる花茎に分けることができます。花茎の伸びる程度は品種によって違い、脇からの花茎がほとんど伸びないものもあります。

花菖蒲は、一つの花茎から2輪程の花をつけます。まず、てっぺんの花茎の花が咲き、その後、脇からの花茎の花が咲きます。てっぺんの花茎の花が咲き終わると、脇からの花茎を残して刈り取ります。

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はさみを使って、脇からの花茎を残して、てっぺんの花茎を切りとります。花茎を切るのも花を摘むのと同じ、終わった花のない、きれいな花菖蒲をご覧いただくためです。

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花枝切りその2

脇からの花茎の花まで咲き終わると株元から花茎を刈り取ります。景観上の意味もありますが、株元に光が届き、不要な種を作らなくて済むため、株に力をつけさせることができます。

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鉢の入れ替え

ポット植えになっている花菖蒲は花が終わった後その鉢が入ったトレーごと浅い池から出して、まだ蕾のものに入れ替えます。別の圃場に大量の鉢植えが栽培されていますので、そこから花菖蒲園内に運び込みます。 水を含んだ花菖蒲のポットは重く、1つのトレーで10キロ近くになります。


こういった作業が毎日続けられるからこそ、花菖蒲の美しさは保たれています。


文章,写真:西村

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