映画 『百合子、ダスヴィダーニヤ』 続編  

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前回10月10日にご紹介した、自主制作映画 『百合子、ダスヴィダーニヤ』 ロケに関する続編です。

先月10月の中旬に当園でもロケを行い、10月の22日に熱海で無事クランクアップしたこの『百合子、ダスヴィダーニヤ』という映画は、一言でいうと、大正時代にほんとうにあったレズビアンラヴを描いた作品です。

ですがマイノリティーセクシャルそのものがテーマなのではなく、主人公の女性が、男女の愛憎を通して、夫や子どもへ注ぐ愛、逆に言えばそういう世間的に当たり前とされるしがらみにとらわれ、それを幸せと勘違いして生きるのではなく、一人の女性としてこの国で何ができるか、それを、女性同士で互いを高めながら見出して行くことを選ぶという、女性の生き方の一つの可能性を描いています。

この作品は、宮本百合子の『伸子』や、『往復書簡 宮本百合子と湯浅芳子』を読むと、この映画の背景がわかり、この映画の内容がとてもよく理解できます。実際に『伸子』や『往復書簡』から、映画の重要な台詞の多くが引用されています。
当園でロケが行われることになって、この映画を理解するため、またその触れ込みの奇抜さから野次馬的に『伸子』や『往復書簡』を読んでみましたが、本を読んでとても興味深い、奥の深い世界がそこに広がっていたことを知り、今はこの映画の完成を待ち遠しく思っています。

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監督は、膨大な数のピンク映画と3本の一般映画を監督し、高齢女性の性を描いた『百合祭』では世界各国の映画祭で賞を受けた浜野佐知監督。この作品は、浜野監督がずっと以前からいつか製作したいと温めてきた作品とのことで、監督が静岡出身ということで、今回静岡県内の各所のみをロケ地に選び、監督率いる旦々舎が製作します。

ですが、商業映画ではなく、監督の想いが込められた自主制作映画なので、企業のスポンサーはありません。そのため少しでもこの映画に興味を持った方からの、資金協力、援助をお願いしています。


この映画について、さらに詳しく知りたい場合、また映画支援についての情報はこちらまでどうぞ。

映画『百合子、ダスヴィダーニヤ』を支援するブログ
http://d.hatena.ne.jp/hamanosachi

「映画『百合子、ダスヴィダーニヤ』と浜野佐知監督を支援する会 静岡」のブログ
http://blog.livedoor.jp/yurikoshizuoka/

旦々舎 ダスヴィダーニャページ
http://www.h3.dion.ne.jp/~tantan-s/YurikoTop.html



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