当園のネリネのこと 

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11月12日 今年も秋の宝石・ネリネが咲き始めました。

このネリネという植物は、南アフリカ南部に分布するヒガンバナ科の球根植物です。ヒガンバナとよく似ていますが、属が異なり、ヒガンバナはリコリス属、ネリネはネリネ属に分類されています。

花の少なくなる晩秋にあかぬけた花を咲かせ、花弁にラメのような光沢があることからダイヤモンドリリーとも呼ばれています。原産地の南アフリカから19世紀にイギリスに伝わり、一部の富裕層の間で改良されてきた植物で、洗練された上品な美しさがが魅力です。


当園でこのネリネを栽培し始めたのは、今からもう24年も前。このブログの担当の私(永田)が、高校の頃から自宅で作っていたネリネを、当園に勤めることになり自宅から持ってきたのが始まりでした。もう30年近く前、国内では優秀な系統の品種が殆ど販売されていなかったので、当時球根を販売していた、イギリスのC.Aノリス氏のネリネナーセリーから導入した十数品種の球根でした。

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当園で栽培されている系統は、ネリネ・サルニエンシス(Nerine sarniensis )の交配種で、一つの花のかたまりは、直径およそ12cm~15cmほど。一茎に十数輪の花を付け、秋になると切り花として流通するネリネ・ボーデニーより、はるかに花数の多い玉咲きになります。

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花は純白からスカーレットまで多彩な色幅があり、パステル系の上品な中間色が多くを占めています。上の画像はそのなかでも原種のサルニエンシスの一つ。朱赤色の花が上を向いて咲きます。

そのほか、多くの花がこちらのサイトに紹介してあります。

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例年このネリネは、神戸花鳥園で展示していますが、今年は例年より多く花が咲き出したため、掛川花鳥園でも温室内の記念撮影の場所で展示することにしました。11月13日頃から、咲き始めたものより展示してゆきます。



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もう一つ、今年の3月末に当園でもロケの行われた映画 『雷 桜』(らいおう)が、今、東宝系の劇場で上映されています。


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