庄屋屋敷 土間 

5月27日 今回は加茂荘の庄屋屋敷の土間の部分を中心にご紹介します。

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庄屋屋敷の入り口をはいると、この写真のようになっています。この場所は、加茂荘の長屋門や松の間などと同じく、江戸時代中期の安永2年、今から235年前の建築です。天井は驚くほど太い木で組んであります。

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この畳の部分を「でい」といい、その昔は家族の者が食事をとる空間でした。障子の外には池があり、コクチョウやカモなどが泳いでいます。

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かまどなども昔のままの姿で保存されています。このため映画やCMなどのロケ地としても度々使用されています。

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池に突き出た、その昔は味噌倉だった場所を、この5月にたたき土間にしました。

「三和土」と書いて「たたき」と読み、これは、土(粘質土)と石灰、苦汁をまぜて叩くいて固めた土間のことで、明治時代までは土間の工法の主流でした。土間は、今日ではコンクリートに変わってしまい一般ではなくなってしまいましたが、土の温かみがあるとともに、化学物質も熱も必要ないという、とてもエコロジカルな方法として、注目されています。

今回、このたたき土間に挑戦した・・・・のは良いのですが、土の水分量がわずかに多くなってしまい、たたきが乾燥すると同時にひび割れてきてしまいました。

これは失敗・・ショックでした。私自身担当したのですが、そういうことを全く知りませんでした。でも、今回のことが、とても良い経験になりました。次回からは完璧な土間ができるでしょう。

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しかたなく扇風機で乾燥させ、細くひび割れてはしまいましたが、手間は掛かりますが、またやり直しが効きますので、開園が終わったら再度挑戦したいと思います。

でも、パッと見は、そんなに変でもないですよ。加茂荘に来られましたら、また見ていってください。加茂荘ののいたるところが、古くからの日本の土間でできています。


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