園内で捕った蝶と甲虫 

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5月22日 ブログ・写真担当の西村です。今日は私が勤務時間中、虫捕り網片手に捕った蝶や甲虫たちをご紹介いたします。

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園内には花菖蒲以外にも様々な草木が植えられていて、甘い樹液や四季折々の花を目当てにたくさんの蝶や甲虫が当園を訪れます。写真はスイカズラの香りに誘われたモンキアゲハ。

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半分私の興味で行った標本作りですが、一年を経過し、種数がだんだん増えてきましたので今回一部をご紹介いたします。

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タマムシ(ヤマトタマムシ) タマムシ科 Chrysochroa fulgidissima
園内では真夏の頃、古寺に生えたエノキやケヤキの木の上を飛んでいます。手の届かないような高い所を飛びまわり、なかなか止まらないので、網を使って捕獲します。タマムシのこの色は構造色といって、色彩ではなく、CDの裏面が七色に光るのと同じ原理です。

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アケビコノハ ヤガ科 Eudocima tyrannus
身を隠すのが得意な大型のガの仲間です。こんな派手なのにどこが?と思われるかもしれませんが、ぐるぐる模様の後ろ翅は普段隠していて、枯れ葉のような前翅で身を隠します。

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アサギマダラ マダラチョウ科 Parantica sita
大型の鮮やかなチョウで、旅をすることで有名です。日本から遠く、台湾や南西諸島まで(台湾や南西諸島で生まれたチョウは日本まで)旅をします。スゴイものでは一日200キロ、合計1500キロ近く旅をするそうです。この体のどこにそんな力があるのか、不思議です。

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カラスアゲハ アゲハチョウ科 Papilio bianor
ぱっと見た目は黒いアゲハチョウですが、光を当てると途端に、エメラルド・グリーンの綺麗な模様が浮き出てきます。マチ針とビニールで翅や胴体を固定していますが、これは展翅(てんし)という作業で、このまま乾燥させて、形を固定します。…我流なので、専門の方が見ると笑われてしまいそうですが(笑)

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加茂花菖蒲園の里山環境は多くの生き物をひきつけます。ご紹介いたしました昆虫類以外にも、メダカやオイカワ、フナなどの魚類、ウグイスやホトトギス、サンコウチョウなどといった鳥類、トカゲやヤモリ、カエルなどの両生・爬虫類、ノウサギやイノシシ、タヌキなどの哺乳類…etc。数えだしたらキリがありません。

今回の標本作りは、当園の里山環境の豊かさを示すバロメーターの一つとして、これからも続けていければと思います。

コメント

Re: (>Σ<)ウギャー

コメント有り難うございます。自然のなかにある花菖蒲園だよ。ということで、そんな観点から周辺で見られる動植物なんかも紹介していっています。もうすぐホタルも飛びますよ。

(>Σ<)ウギャー

虫はニガテであります。花は、花鳥園や菖蒲園の素晴らしいお花に魅せられ大好きになりました♪

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