加茂荘とかまどの火 

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写真とブログ担当の永田です。 きょうは台風の影響で一日雨となりそうです。花菖蒲の開花はまだ序盤で、風雨によって一旦は花が痛んでも、今週半ば前には回復するので、それほど心配してはいませんが、本来なら入梅前の気候の良い週末のはずだったので、ちょっと残念です。

そんなことで、きょうは庄屋屋敷 加茂荘の紹介を書いてみます。上の写真は、花菖蒲園側から見た加茂荘です。

加茂荘とは、当園の園主、加茂家の邸宅です。加茂家は今から400年以上昔の桃山時代より、この地域の庄屋を代々勤めてきました。今の庄屋屋敷は、長屋門など古い部分で今から240年前、江戸時代中期の安永2年の建築です。

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花菖蒲園から見える長屋門をくぐって入ったようす。庄屋屋敷の前庭の部分です。正面の建物が庄屋屋敷 加茂荘です。江戸時代までは平屋の造りでしたが、明治時代に二階部分が増築されました。今でもこの二階に園主が住んでいます。

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庄屋屋敷の入り口から入ってすぐの所から撮影したようす。とても重厚感があり落ち着いた造りです。太いケヤキの大黒柱や天上の梁に圧倒されます。

この部分も今から240年前に建てられ、そのままの姿が今も保存されています。

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入り口入ってすぐの土間から見上げた天井の梁。太い曲線を描く木で組まれています。

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加茂荘は、一階部分だけで20部屋ほどある迷路のような造りになっていますが、それでも代表的な光景は、この土間から「でい」と呼ばれる、この屋敷の中心となる部分。

画面奥の土間にあるかまどで煮炊きをして、画面左の板の間の部分で配膳を行い、手前の火鉢のある「でい」と呼ばれるの部分で食事を摂ったり、家族がだんらんの場として使っていました。

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この土間にあるかまどは、今でも当園の味噌や醤油などを作るとき、大豆を煮るために使っています。

そんなことから、今年は、この開園期間中かまどの火を焚いてみよう。ということになり、毎日屋敷のスタッフが火を焚いています。

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毎日火を焚いているので、庄屋屋敷内は焚き木の香りがしています。これがまた古い屋敷には合っていて、屋敷内に入ると、とても気分が落ち着きます。

今回のいちばん上の写真は、屋敷の煙窓から上る焚き木の煙です。雨で湿度の高い火は、外からでもこの煙がよく見えます。

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