5月31日 開花状況 

e110531007.jpg

5月31日 写真とブログを担当している永田です。昨日一日休んでいまして、きょうはさぞかし咲き進んだろうな・・・と思っていたのですが、実際園内を歩いてみると、そうでも・・・なかっです。

昨日は昼前後に晴天が広がったもの、午後からはまた曇り、そしてきょうも曇りから午後には小雨が降り、花の咲き進み具合が今ひとつな感じです。

例年この5月末から6月の梅雨入りまでは暑い晴天が続き、一気に咲いてしまうのですが、今年は例年より10日も早く梅雨がはじまり、曇り空になったので、これまで遅れていたところにさらに梅雨になって気温が上がらず、それで開花がイマイチ進まない状態になっています。

e110531009.jpg

それでもやや緩慢ながら、日ごとに花の数、咲いている品種の数が増えており、濃い緑の葉の上に花が浮かび上がる、満開とはまた違った、瑞々しい花菖蒲園が広がっています。

e110531002.jpg

これは、昨日もお伝えした初 紫(はつむらさき)。この品種は戦後間もない頃に作出された品種ですが、おだやかな花容で美しい紫色の花を咲かせます。名のように早咲き系の品種で、これが今最盛期に咲いているということで、まだまだ開花序盤であることがわかります。

e110531006.jpg

キショウブとの交配によって作出された竜眼(りゅうがん)という品種。黄色の品種のなかでも一番の早咲きです。

e11053100.jpg

この花は、花菖蒲の原種のノハナショウブの色変わりのピンク花。もう10年以上昔に、青森県の六ヶ所村の海岸に近い河原の自生地で採取してきたものです。澄んだピンクの美しい花。10年経ってようやく殖えてきました。

この花を採集した自生地も、今はどうなっているか?  河川改修工事で今は自生地自体が無くなっているかも知れません。もしかしたら今回の地震で津波の害を受けたかも。 そう考えると、大事な色変わりは、自生地に置かず、やっぱり採って来て増やしたほうが良いのか・・・そういう気もしてきます。

e110531003.jpg

池のスイレンも、綺麗に咲いていました。


きょうの夕方から気温がやや低くなり、やっぱりこれはちょっと最盛期が遅れるかな・・・。でも、ほんとうに暑くって、早く咲き終わってしまうよりは、ずっといいです。

それに、こういう気温が低いほうが、花菖蒲の花色は鮮やかに咲くのです。 花菖蒲は、どちらかと言うと北の地方の植物です。 だから、気温が低いほうが、花色が綺麗。これは、ちょうど北海道の花や、高山植物が色鮮やかに咲くのと一緒です。 

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kamohanashobuen.blog61.fc2.com/tb.php/238-37eddf37