アジサイ ダンスパーティー 

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6月7日 写真とブログを担当している永田です。きょう一本目は当園のオリジナルアジサイの一番の人気品種、ダンスパーティーをご紹介します。

ダンスパーティーは、最近のアジサイのヒット作として、母の日を中心に全国のフラワーショップで販売されていますが、この品種は当園で1994年頃に作出した品種です。ものすごく新しい品種ではなく、2000年頃にタキイ種苗の通販カタログで、この品種をはじめ当園のオリジナル品種を紹介したのが最初でしたが、それでもブレイクすることはありませんでした。

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そんな時代が数年過ぎ、2008年頃から近くの愛知県渥美半島の花き生産農家が当園のアジサイに着目し、彼らが生産した鉢物によって初めてその良さが知られるようになり、昨年から全国のショップやネットでも販売され、一気にメジャーになりました。

ダンスパーティーは、透明感のあるやや細長い花弁を持ち、アジサイとしては垢ぬけた印象のある非常に美しい品種です。

ですが、どんなふうに栽培しても上の画像のように咲くわけではなく、日照や土壌の酸性アルカリ性の影響を受けて花型花色が変化します。以前にご購入されたお客様も、こんなに綺麗には咲かない。と言われます。 そんな例をご紹介しましょう。

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上の花は、鉢植えで日当たりの良い場所で開花させたもの。赤味が強く、やや硬めに咲いています。花も小型です。日当たりが良すぎると、このようにやや小型に咲くようです。上品さに欠ける感じです。

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この花は日当たり良+酸性の土壌で咲かせたもの、藤色に咲いてきます。一般的な露地植えで普通に栽培すると、たぶんこんな感じに咲くことが多いような気がします。

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これは中性の土壌で日当たりの良い所で咲かせたもの。肥料もあまり効いていない状態です。

あんまり綺麗ではないですよね。

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こうやって見てみると、同じ品種でも栽培条件によって、かなり花型花色が変化することがおわかりいただけるかと思います。

春にフラワーショップで販売されている鉢は、生産者が温室で最高の花が咲くよう条件を整えて栽培したものです。

では一般家庭ではどうやって作ったら・・・という事ですが、たぶん・・ですが、この品種は日当たりが良い所より、やや半日陰くらいの場所で栽培し、肥料を十分に与えて十分に葉や花が伸び広がるように栽培すると、ゆったりと花弁が伸びて大きな花に咲くように思います。またピンクに咲かせたい場合は、春先から少量の消石灰を地際に施し、土壌をアルカリ性にすることもお忘れなく。

当園の売店で、生産者が育てた最良の状態の花見本を見て購入されたお客様も多いので、あんなふうに咲かせるには・・ということで書いてみました。

お手持ちの方は、参考にされてください。


またこの品種は下記サイトで販売を行っておりますので、こちらのサイトもご覧いただければと思います。

加茂花菖蒲園オリジナルアジサイ
加茂セレクション 通販サイト

コメント

Re: タイトルなし

コメント有難うございます。やっぱりそんなに花弁が長くならないですよね。当園のスタッフで自宅で栽培している人も、お客様もそう言っていたので、こんな話題を書いてみました。薄い藤ブルーのダンスパーティーショップで売ってましたね。この花はピンクや赤色系に咲きやすいほうですが、たぶん酸性にして青く咲かせているんだと思います。どちらにしても、やっぱりこの花は、やや日陰で咲かせると良いような気がしています。

ダンスパーティーいつみてもきれいですね。
うちでは地植えしているために2枚目の写真のように咲いています。土壌に苦土石灰をまいています。
花弁を細長く咲かせるには確かな技術がいりますね。
ところで真っ青なダンスパーティーを花屋さんで見かけたことがありますがそれは土壌を酸性にしているのでしょうか。くすみのない青でとてもきれいでした。

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