草木染め 「加茂染め」 作品の展示 

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10月10日、写真とブログを担当している永田です。現在庄屋屋敷で行っているクラフト作品展に、先週草木染めの作品が加わり、一緒に展示されていますので、ご紹介します。

これらの作品は、当グループの経営者の加茂智子の友人で静岡県裾野市在住の福島信子さんが、当園の花菖蒲や、富士花鳥園のベゴニアやフクシアを使って染色した作品の数々です。

花菖蒲やベゴニアの花は、咲くと毎日大量の咲き終わったしぼみ花が出ます。これらの草木染めは、その花がらを捨ててしまうのはもったいないという思いから、90年代半ばより始めたものです。
はじめの頃上手く出せなかった花菖蒲やベゴニアの鮮やかな赤紫色や紫色も、触媒の研究を重ねることで出せるようになりました。

そうして出来上がった作品が30点あまり、庄屋屋敷の一室に展示されています。

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こちらは花菖蒲の葉を使って染めた手紡ぎ糸。草木染めはその時の花や葉の状態、また気候などによって、同じように制作しても微妙に色が異なり、その作品が歳月を経ることでまた色彩が変化してゆきます。既製品にはない微妙でやわらかな自然の色彩が魅力です。

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球根ベゴニアの花を使って染めた直径10cm弱ほどのコサージ。花染めは、球根ベゴニアのなかでも黒いような濃い赤色の花を使います。濃い色の花を用いて濃い色彩の染色液を作り、このなかに何度も布を浸して徐々に濃い色彩に仕上げてゆきます。

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花菖蒲の葉を用いて染めたお手玉と巾着。

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花菖蒲の葉を使って染めた絹のストール。

これらの作品は、花菖蒲園の開園の時にも展示販売されたことがありますが、今回庄屋の屋敷に展示したもを見させていただき、忙しい花菖蒲の花時に見るのとは違って、ゆっくりとその微妙な色を観察することができて、この季節に屋敷内で展示を行ってよかったと思っています。

なおこれらの作品は展示と同時に販売も行っております。


当園やこの地方の自然を用いて作品にしたこの展示会は、今年の12月25日まで、庄屋屋敷内にて行われています。

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