布引焼(ぬのびきやき)の展示が始まりました。 

11月16日 ブログ・写真担当の西村です。

今日の朝の気温は6度と今シーズン一番の冷え込みで、お昼になっても風が吹くと肌寒く感じるほどでしたが、様々な花が咲き競う温室内は暖かく、天井の吊り鉢からこぼれる陽の光が心地よいものでした。

今日は、そんな暖かい温室内にて展示が始まった、布引焼展をご紹介いたします。

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布引焼とは、滋賀県東近江市の小嶋氏が手掛ける焼き物で、七彩天目(ななさいてんもく)という、独自に開発された釉薬を使い、透明感を持った、深みのある色彩が特徴です。

滋賀県東近江市の布引山系では、今から1000年~1200年前に、須恵器や緑彩陶器が焼かれていましたが、この美しい緑に魅せられた小嶋太郎氏が、それを現代によみがえらせようと試みる過程で、布引焼が生まれました。

これらの作品は、布引焼きの窯元、小嶋 一浩氏の作品です。展示作品の中からいくつかご紹介いたします。

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2羽のふくろうが寄り添うレリーフ。凛とした表情をした上のふくろうに比べ、下のふくろうは丸い目をしていて、どこかあどけない雰囲気です。親子でしょうか。

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明るい月夜のなか、葉を落とした針葉樹の林の上を飛ぶふくろうを描いた置物。冬の静寂を力強く飛翔するふくろうが印象的です。

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こちらは神々しい神秘的な神様の鳥を思わせる作品です。翼の流れは炎のようでもあり、神様の後光のようでもあります。明るいトルコブルーが美しいです。

何故ふくろうばかり?と疑問に思われたかもしれません。それは、当園を含む加茂グループがふくろうと深い関係があるだけではありません。

70年代初めに築かれた布引焼の工房の周りには大きな森がいくつかあって、それは工房のすぐ隣にも広がっていたそうです。当時の森にはふくろうが住み、いつも工房を見守ってくれているかのようで、「七彩天目(ななさいてんもく)」で焼上げたふくろうに「福籠(福がこもる)」と名付け、窯元のマスコットとされました。

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猛禽類としての力強さを持った作品ばかり紹介いたしましたが、デフォルメされた、かわいらしい作品もあります。

これら作品は販売もされています。ご来園の際には是非ご覧ください。

作品を制作された、布引焼窯元のホームページはこちらになります。

また、一浩氏の福籠の部屋はこちらです。

この布引焼窯元へは、名神高速八日市インターより約3km、 JR近江八幡駅より近江鉄道乗り換え八日市駅下車、バス市役所前下車、徒歩5分 とのことです。こちらにお越しの際には、ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか。


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