香りすみれの育種 その5 

1O6R1124.jpg

2月20日 写真とブログ担当の永田です。

1月下旬から咲き始めた生産温室の香りすみれは、展示温室のほうにも並べましたが、生産温室のほうでも引き続き栽培していまして、そこでまた綺麗に咲いていた花を撮ってみましたので、ご紹介いたします。

パンジーという植物は、一般には春花壇用の花として改良されて来ていますので、個々の花の変化よりも品種の花色のまとまり、株のまとまりや性質の丈夫さ、株張りの良さ、多花性とか、そういう方向に改良してあります。

ですが、そういった商業園芸から離れて、個々の花の変化を楽しむことや、特にこれまであまり注目されて来なかった、花の香りを強くするという方向も、育種の可能性としてとても興味深い方向なので、当園ではこの部分に注目して育種をはじめました。

1O6R1102.jpg

こんなはっきりとしたブルーの覆輪花もそんな育種の過程で出てきた個体ですが、こんな花色は見たことがなかったので、驚きました。

1O6R1111.jpg

黄色い花弁で上の2枚の花弁が白く、その縁に青が散る面白い個体。

1O6R1070.jpg

パンジーは、無い花色が無いというくらい、実に様々な花色があります。花型も大小さまざまで、春花壇用の一般的な植物でありながら、実に奥深い魅力のある花でもあります。

1O6R1091.jpg

1月末から盛んに交配した花から、種子が実りはじめました。この種子から咲きだす来年の花がまた楽しみです。

1O6R1106.jpg

生産温室では約1000鉢ほどが育種親として栽培されています。 これらの花から咲きだす来年の新花に、今から期待が膨らみます。

フェイスブックでも多くの写真を紹介しましたので、ご覧下さい。
香りすみれの育種 その5

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://kamohanashobuen.blog61.fc2.com/tb.php/346-dd6269b3