【期間限定】サクラソウ展示 

2014年4月12日(土)

2014年度、4月26日(土)の開園に先駆けまして、当園展示温室にて
4月13日)午前9:00からサクラソウの展示・即売会を開催します。
開催期間は1週間ほどを予定しております。

今回の展示数は100品種ほどを予定しており、
あわせて、命名発売開始をする新品種も何点かご用意しています。

ここ数年、病害問題に悩まされて参りましたが、用土を変更する事により改善でき、
展示内容も充実させることができました。

毎年、遠方からも愛好家の方々が駆け付けてくださっており
今年度も、花を眺めながら皆様との歓談のひと時を過ごせることを楽しみにしております。

サクラソウs

↑当園作出のサクラソウたち。

サクラソウの花言葉は、咲く時期が早春で、咲く期間が極めて短いことから
「青春の歓びと悲しみ」「運命を拓く」、

紅は「顧みられない美」「絵画」「若い時代の苦悩」
白は「純潔」「神秘な心」「富貴」などとされています。


一般的なサクラソウといえば、イメージするのは一重のシンプルなもの。

サクラソウ

サクラソウは、日本で江戸時代から明治時代に流行し、多くの品種が育成された古典園芸植物です。
江戸時代は旗本などが収集栽培し、明治以降は貴族階級の人々の間で栽培され改良されました。

その為、原種に比べはるかに優雅で、うつむき加減に咲く品種も多く
その儚げな叙情を愛でる品種が多く育成されました。

当園がサクラソウの育種を行うようになったのは1990年代の序盤からで
園芸家の故 平尾秀一先生から苗を譲り受けたのが始まりでした。

平尾先生は、昔からの習慣にとらわれず、現代の花壇にも植えられる
上を向いて咲く品種を作出するべきだと、当園に花壇向けの品種の育成を斡旋され
当園で育種を開始して数年、明るく上向きに、パッと人目をひくものが咲くようになりました。

その多くの実生から咲いた中に、
わずかですが花の中心の部分から小さな花弁の出た花が見つかったのです。
サクラソウの育成を行っていた当園の一江は、この小さな花弁を形成する遺伝子があれば
将来八重のものを育成することができるのではないかと考え、交配を始めました。
これが、当園の八重のサクラソウのはじまりでした。

八重のサクラソウはそれまで存在せず、当園の改良はサクラソウ界にとって画期的な出来事になりました。
その後も年を追うごとに八重率も向上し、格段に美しい八重のサクラソウが生まれるようになりました。


また、本日4月12日発売の『自然と野生ラン』に8ページにわたり
当園のサクラソウの記事が掲載されています。

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ご興味のある方は是非、ご一読ください。

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