5月25日 開花状況 

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5月25日 日が経つごとに花の数が増えて、でもまだ少し早いかな・・・という感じもしますが、新緑の中で気分良く花を見られる頃が続いています。この写真は花菖蒲園の奥の露地植えの部分です。少し遠くから望遠レンズで写しました。

開花最盛期になると、こうして写すと葉の緑がほとんど見られないほど花で埋まってしまいますが、遠くから眺めてまだこれだけ葉の緑が見えるということは、まだあまり咲いていないということです。

でも、これくらいの感じも、私たちは開花最盛期の満開より、かえって美しいなと感じます。

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この開花前期の園内で、いまひときわ輝いて見えるのが、アイシャドウアイリスという名のアイリスを植栽した部分です。

アイシャドウアイリスとは、神奈川県に在住の清水弘氏が、西暦2000年頃を中心にキショウブと花菖蒲の種間交配を行い、それによって作出されたハイブリッドに「アイシャドウアイリス」と名付けた一グループです。

花弁の元の黄色い目のまわりに、褐色から黒褐色のアイシャドウのような縁取りがあることから、この名があります。

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黄砂(こうさ)という黄色い花を咲かせる品種。キショウブとの交配種なので、黄色を主体とするパステル系の色彩を持つ品種が多くなっています。

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こちらは花の楽園(はなのらくえん)という品種。花菖蒲の端正な花形に、微妙なパステルの色彩が美しい作品です。

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アイシャドウアイリスは、花菖蒲と比べて一茎に付く花の数が多いときで8輪程度も付き、開花期間が長く、花菖蒲栽培で厄介な連作障害にも強いので、その点はとても良いのですが、花菖蒲と比べて小輪で、花の直径12cm程度のものが多いです。

それではもう一度花菖蒲と交配して・・・・と思われるかも知れませんが、種間交配種は不稔性で、次の代を作るのがほぼ困難なため、これ以上の展開が難しいのです。

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ともあれ、現在約40品種が植えられており、花菖蒲にない珍しい花色の花も咲いています。ご来園されましたら、見ていってください。


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