庄屋屋敷 加茂荘 

6月5日 きょうは庄屋屋敷 加茂荘の内部を少しご紹介いたします。

花菖蒲園に入ると左側に白壁の塀や蔵が見えますが、この部分を含め白壁の奥にある庄屋時代の建物を加茂荘といいます。

現在は当園や掛川、神戸、富士、松江などの花鳥園を運営する加茂家の、江戸時代からの邸宅になります。この加茂荘の入り口が、当花菖蒲園の象徴的な建物になっている長屋門(ながやもん)です。

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この長屋門は、江戸時代中期の安永2年、今から236年前の建築です。掛川花鳥園や神戸花鳥園などのご入園入り口の門は、この加茂荘の長屋門がモチーフになっています。

この写真は、本日、6月5日の長屋門前の様子です。

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庄屋屋敷の入り口をはいった加茂荘の土間から内部を見たようす。この部分も長屋門や松の間などと同じく、江戸時代中期の安永2年、今から236年前の建築です。天井は驚くほど太い木で組んであります。

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この畳の部分を「でい」といい、その昔は家族の者が食事をとる空間でした。障子の外には池があり、コクチョウやカモなどが泳いでいます。

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かまどなども昔のままの姿で保存されており、実際にかまどに火を付けて調理を行うことももちろん可能です。このため映画やCMなどのロケ地としても度々使用されています。

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庄屋屋敷にはいってすぐの「みせ」と呼ばれる場所から、加茂荘の座敷を眺めた様子。

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こちらは庄屋屋敷でも奥の部分で、大正時代に増築された座敷です。

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加茂荘の白壁の内側、庄屋屋敷内部の庭から屋敷の建物を眺めた様子です。植え込みは自然のままに任せてあり、下は自然に苔が密生し、どこかしら侘びた風情がある美しい庭になっています。

このような旧家は、日本では固定資産税の関係でそもそもたいへん残りにくく、例え残っていたとしても博物館的な要素を持ち手が加えられるか、保存状態が悪いといった邸宅が多い中で、加茂荘は江戸時代のままの姿をそのまま残しており、かつ保存状態も良い、その意味で現代では非常に珍しい邸宅となっています。花菖蒲園にご来園されましたら、ぜひ内部も見学されてみてください。
座敷見学は、別途500円をいただいておりますが、その分の価値はある屋敷であると思います。

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